自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2023.2.19)調布飛行場までポタリング!

一気に暖かくなってきて、春の到来を感じる今日この頃です。

 

と、いうわけで先日、仕事の合間をぬって久しぶりの自転車散歩に出かけることに。

東八道路や甲州街道の間らへんの路地を適当に走り、なんだかんだでたどり着いたのが…

こちら、調布飛行場の周辺です。

(現在調布飛行場では、新中央航空によって神津島、新島、伊豆大島、三宅島などの伊豆諸島との間に定期便が運航されています。それ以外にも、いくつかの事業者の航空機も駐機されていました)

samayoicyarinko.hatenablog.com

(振り返ってみれば10年以上前、一度調布飛行場を使ってみたいと思って伊豆諸島に行ったこともありました。今回の記事を書くにあたって久しぶりに思い出しましたが、あれからもうそんなに経ったのかと驚くばかりです)

こうして到着後、しばらくボケーっと飛行機を眺めてから滑走路周辺をぶらついてみることに。すると滑走路周辺の公園でコンクリート製の何かを発見!

これは何かというと、掩体壕といって爆撃の被害から航空機を守るために作られた構造物です。

もともと調布飛行場は太平洋戦争勃発の直前に完成し、戦時中は主に陸軍航空隊が防空拠点として用いました。とくにB29の迎撃にあたった飛行第244戦隊は、B29相手に体当たり攻撃を行ったことで有名です。

 

こちらの掩体壕(大沢2号)以外にもいくつかの掩体壕が残されているようで、そのうち公園内では、3つの掩体壕が公開されていました。
※写真を撮り忘れましたが、飛行場の周囲には当時掘られた排水用の側溝などなど、当時の遺構がいくつか残されています。個人の敷地内にも、掩体壕や高射砲の台座等が残されているみたいですね

(掩体壕の前にあった案内板。当時は今でいう味の素スタジアムや浅間山の辺りまで、軍関係の施設が広がっていたことが分かります)

(こちらの掩体壕(大沢1号)には、飛行第244戦隊が用いていた三式戦闘機のイラストが描かれていました。この絵を見ても分かるように、現在の掩体壕は当時の状態から盛り土でもされたのか、若干埋まった状態となっています。
それに時局を反映したものか造りは決して丁寧とは言えず、一部崩落もしており保存の困難さがうかがえるようでした)

こうして飛行場周辺を一通り散策してから、多磨霊園まで足をのばしてお墓参り。そののち野川公園をかるーく散策し、東八道路を走って帰宅することとなりました。

 

そんなこんなで30kmほど走ってきたのですが、最近購入したスマートウォッチで計測したところ、この程度の距離でも消費カロリーは1,000kcalを越えるみたいです。自転車はダイエットに良い、みたいなことも聞きますが、その効果のほどを実感した自転車散歩でした。

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