自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2011.11.4~11.5)弾丸伊豆大島(だいたい)一周の旅!!

前々から、調布飛行場を使ってみたいと思っていた。

 

かつて東京都府中市に住んでいた時、しょっちゅう上空を通過していた小型機。どうやらすぐ近くの調布飛行場から、伊豆諸島の各島へ航空便が出ているらしい。

なかなか運賃が高くて乗る機会もなかったけれど、近くなんだしせっかくだから乗ってみようと一念発起。

こうして連休を利用して、伊豆大島まで行ってみることに。

 

11月4日、9時発の便に乗るために調布飛行場へ。

www.kouwan.metro.tokyo.jp

(調布飛行場は上記のサイトの通り、こじんまりとした空港です)

 

この飛行場から伊豆大島へ向かう飛行機は、Do228という小型のターボプロップ機。

プロペラ機に乗るのも初めての経験で、ワクワクしながら機体に乗りこむ。座席は2列になっており、満員でも20人も乗れない位。

 

出発時刻になると、「え、これだけ!?」という位わずかな加速で離陸。

今まではジェット機しか乗ったことはなかったけれど、ジェット機と比べるとずっと低い高度を飛んでいく。そして高度が低い分、相対的に速度が早く感じられてなかなかのスピード感。

下を眺めてワイワイ騒いでいる内に、30分足らずで飛行機は伊豆大島に到着した。

(写真がどこかにいってしまいましたが、ジェット旅客機とはまったく異なる乗り心地は新鮮でした!)

 

伊豆大島に到着した後は、大島町でレンタサイクルを借りて島内を巡っていく。

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(道なき道に迷い込み、テンションが上がっていたカミさん)

 

到着した日に目指したのは、島南部にある「伊豆の踊子」の舞台にもなった波浮という港町。

大島町から南に向かって自転車を漕ぎ進めていくと、途中の崖でこんな風景が。

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(バームクーヘンのような地層を発見!)

 

ここは「地層大切断面」と言うそうで、過去1万5千年分に生じた噴火の堆積物がこのような形状を作り上げたそう。このような光景が1kmほど続く中、歴史を感じながら更に先へ。島はほぼ平坦でアップダウンも少なく、快調に自転車は進んでいく。

 

こうして大島町を出発してから、1時間半ちょっとで波浮港に到着。

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(古い建物が軒を連ねて、風情のある街並みでしたね)

 

ここで港屋旅館という古い旅館を見学したり、あちらこちらの歌碑を探したりして日を過ごす。こうして波浮を楽しんだ後は、いったん大島町まで戻ってこの日は1泊。

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(帰り道、海が見える高台でポケーっと休憩。天気晴朗ニシテ波穏ヤカ、って感じでした)

 

翌日、伊豆大島に来たからにはここに行こうと三原山へ。

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(天気も悪く、ものものしい感じな中で火山見学)

 

写真の黒い部分は、1986年の噴火の際に流れ出た溶岩の跡。遊歩道を歩いてこの溶岩の横目に火口まで歩いていく。

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(多分、ギアガの大穴ってこんな感じなんでしょうね。この穴の向こうにはアレ○ガルドが…!!)

 

火口は底が見えず、「穴」として認識することができない位の大きさ。これだけの大きさの火口から溶岩があふれ出るなんて、噴火の規模はどれくらいだったのかとやや戦慄。

そんなこんなで、火口付近をぐるって周ってから下山。その後は大島町で土産物にアシタバや椿油を買い、再び飛行機に乗って調布飛行場へ。

 

伊豆大島は手ごろな大きさで、1泊2日でちょうど巡れる位でした。飛行機に乗ると東京から30分で行けるので、気軽に訪れることもできると思います~

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