今年の夏休みは、レンタカーを使って伊豆半島をぶらついてみました!
さて毎年夏休みは自転車で出かけたり、カミさんと旅行に行ったりしているわけですが、今年はカミさんとどこに行こうか考えた結果、候補に挙がったのが伊豆半島でした。
実はこの伊豆半島、昨年は小田原~下田間を自転車で走っています。
samayoicyarinko.hatenablog.comsamayoicyarinko.hatenablog.com(その時の様子は、昨年こちらにてまとめました)
この時は日程の関係もあり、東伊豆しか訪れることができませんでした。そこで今回は前回訪れることのできなかった、南・西伊豆各地の名所旧跡に行ってみることに。
ここまで話が決まれば善は急げと、さっそくJRと伊豆急行を乗り継いで、8月18日の昼過ぎには前回のゴール地点な伊豆急下田駅に到着。
そして今回は炎天下だしカミさんもいることだし、と、駅前でレンタカーを借りて出発です!!
まず最初に向かったのは、下田から南西に3kmほど行ったところにある田牛地区。
こちらで見てみたかったものは何かというと…
こちらの龍宮窟という場所です!
昨年の記事ではあまり触れることができませんでしたが、伊豆半島は火山活動やフィリピン海プレートの活動によって形成されており、そこかしこで地殻変動の歴史を垣間見ることができます。
この龍宮窟もそのような歴史を体感できるジオサイトの1つなのですが、
このように海蝕によってつくられた空間で落盤が生じた空間となっており、中々に物珍しい光景を楽しむことができます(ちなみに壁の地層は火山灰が堆積したものみたいです)。
(ちなみに龍宮窟の周囲にも遊歩道があり、海蝕洞を上から眺めることもできます。浸食によってもろい地層が削られ、海蝕洞は二股に分かれて作られていたみたいですね。そしてこの形がハート形に見えるということで、デートスポットとしても人気みたいです)
(さらに龍宮窟のすぐそばでは、海風が作り上げた自然のサンドスキー場がありました。その幅は100m、傾斜角度は30度に達するそうで、私たちが訪れた時は子供たちがソリ遊びを楽しんでいました)
こうして龍宮窟を見学した後は、せっかく借りたレンタカーだしその機動性を活かそうと、一路下田から北上、県道15号線を使って西に向かって一気に西伊豆へ。そして次に見学したのが、
これまた古くから景勝地として有名な堂ヶ島です!
(堂ヶ島にも、龍宮窟のように海蝕洞の天井が落盤した天窓洞と呼ばれる場所があります。ただこちらは船で入ることもでき、下から見上げる様子はさながら"青の洞窟"のようなのだとか。残念ながら私たちが訪れた時は台風の影響で遊覧船が欠航、そのため中に入ることはできませんでした。こればっかりは仕方のないことですが、楽しみにしていただけに残念でした…)
kinarino.jp(ちなみに中から見た様子は、こちらのHPが美しく紹介しています!)
(ほかにも堂ヶ島では色々と珍しいものを見ることができるようです。中央左手にあるのは三四郎島という島ですが、干潮になると海岸との間に干潟ができ、歩いて島に渡ることができるみたいです。この現象を"トンボロ現象"と呼ぶそうですが、これも残念なことに訪れた時は干潮を過ぎて大分たっていたため、干潟はほぼ見えなくなっていました…ただこの写真でも一部干潟が露出しているため、なんとなくはその雰囲気が伝わるかと思います)
(こうして一通り観光した後は、予約した宿のある伊浜地区を目指し南下します。途中少し時間があったので、昔ながらのなまこ壁の建物が残る松崎町中心部を軽く散策。落ち着いた街並みでのんびりした気分に浸ることができました)
こうして午後をめいいっぱい使って方々を回り、日没直前に今回の宿泊地である"めぐみ荘"にたどり着くことができました。
さてこのめぐみ荘、今回お宿に選んだ決め手はその豪華な食事です。私たちが利用したのはスタンダードプランでしたが、
それでも夕飯はとても豪勢。しかも自室で食べることができるため、のんびりと舌鼓を打つことができるのもポイントです!
(私たちは2日間お世話になりましたが、その間おいしい海の幸が目白押しでとても良かったです! ちなみにこれでお値段は一泊1人当たり約7000円、より料理にこだわりたい人向けに、約1万円の宿泊プランもあるみたいです~)
このような具合で、充実した初日を楽しむことができました! そしてまだまだ旅は序盤戦、2日目、3日目とさらに色々と楽しんできたので、次は2日目の様子を紹介したいと思います!!