自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2019.8.12)見沼沿いで歴史散策!

約3か月ぶりの自転車散歩です!!

 

前回の記事で記した通り、5月下旬を最後に仕事が忙しかったり、やたらと雨が多かったりで中々自転車に乗ることができない日々が続いてしまいました…

 

けれどもやっとこさ、どうにかこうにか先日から夏休みに突入です。

と、いうわけでこれはもう走るしかないと思い、定番の散歩コースな見沼代用水沿いに行ってきました!!

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(見沼沿いは田園地帯が続き、都心とは思えないのどかな光景が広がります。7月は随分と肌寒い日が続きましたが、8月に入ると一気に夏らしくなりましたね。むしろ暑すぎて、日中に自転車を漕ぐのは注意しないと危ないくらいです…)

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(そのため今回は無理せず、日陰を中心に進む感じで氷川女体神社前で一休み。古代からこの界隈の鎮守としてありつづけた境内周辺は、かつての祭祀場をはじめ神域があちこちに残されています。そのお陰でこの近辺は多少酷暑もやわらぐようで、一息つくことができました)

 

さて、今日は氷川女体神社からもう少し足をのばし、3年前に訪れた芝川第一調節池の辺りまで行ってみようとさらに先へと進みます。

samayoicyarinko.hatenablog.com(ちなみに3年前に、訪れた時の様子はこちらにて)

 

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(芝川調節池の付近には、桜橋という木製の風情ある橋があるのですが…)

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(3年前に訪れた時は2tまでの車は通行可能だったのですが、現在は床板の腐朽が著しく、車の通行が禁止されていました(※ 応急処置がされているため、人や自転車は通行可能です)。これからどうなるのかは分かりませんが、ステキな橋なのでしっかりと直してほしいものです)

 

この桜橋を渡って調節池に向かうのですが、あいにく芝川河川敷は改修工事中となっており、調節池付近も工事のため入ることができなくなっていました…

そのためお目当ての調節池には行くことができなかったのですが、気を取り直して桜橋付近をぶらついてみることに。

 

するとなんだかんだ、面白そうなものが見つかるもので、

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芝川につながる小さな水路に、なにやら遺構らしきものを見つけました。

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(近寄ってみるとこのようになっています。見たところ水門のようですが…?)

 

さて付近の案内板を見てみると、これは「見沼通船堀閘門(こうもん)」と言って、江戸時代の運河設備を復元したものなのだとか。

この付近は芝川の東西を見沼代用水東縁と見沼代用水西縁が流れており、江戸時代に両代用水と芝川を結ぶため、「東縁通船堀」と「西縁通船堀」が開削されたそうです(ちなみに、写真に写っているのは東縁通船堀です)。

しかし両代用水は芝川より3mほど標高の高い地域を流れているため、ただ結んだだけでは運河として用いることができません。そこで作られたのが、この「見沼通船堀閘門」でした。

閘門とは運河の途中に水門を作り、水位を調節して標高の異なる地点を結ぶ設備です。有名どころとしてはパナマ運河が有名ですが、同じ仕組みが江戸時代に存在したとは知りませんでした!

 

しかも案内に曰く、8月21日には実際にこの関門を使って船の通行を実演するそうです!

あいにく私はこの日から仕事のため、見に行くことが出来ないのが残念です…

www.city.saitama.jp(実演の詳細については、こちらのサイトで詳しく紹介されています)

 

こうして通船堀の遺構を中心にぶらぶらと散策・見学していれば、気が付けば日も傾き夕暮れ時が近づいてきました。

夕飯を作らないとなのでここで帰り支度、この日の自転車散歩はおしまいとなりました。

 

こうして久しぶりの自転車散歩を楽しみましたが、21日までまとまった休みをとったので、機会を作ってもう少し出かけたいものです。

実際暑いので熱中症の危険性もありますが、注意しつつ自転車を楽しみたいと思います!

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