すっかりブログ更新が滞っていましたが、久しぶりの自転車散歩です!
最近は仕事の関係やら、新型コロナで遠出の意欲をすっかり削がれてしまったことやらが重なって、ブログを更新する気がなくなってしまってました。
…が、ちょっと仕事も一息ついたこのタイミングで、1か月前に軽く散歩に出かけた時のことを思い出しつつ、ブログ更新のリハビリ作業な感じです。
さて1月前にどこに出かけたかというと、現在私が暮らしている中野区近郊には「荒玉水道道路」なる道が存在します。
名称が示す通り、この道路は地下に荒玉水道の水道管が走っており、約9kmの水道管の上はひたすらに真っすぐの直線道路となっているわけです。
(ちなみに、荒玉水道は大正末期から昭和初期にかけて敷設され、水道道路は1934年に歩行者専用道として作られたのが始まりだそう。荒玉水道は荒川と多摩川の双方から水道を引く計画が立てられたそうですが、実際の水道は多摩川からのみ引きこまれています)
9kmも直線が続く区間なんて、都内ではそうそうお目にかかれません。と、いうわけで実際に走って道々の様子を探ってみようと、自転車散歩に出発です!
(荒玉水道道路の正式名称は「東京都道428号高円寺砧浄水場線」。その基点は杉並区梅里、蚕糸の森公園の付近です。ここから世田谷の砧まで道路は続いていくわけですが、道中は水道局の標柱など、道路の素性を示す色々なアイテムが)
(ほかにも水道管を保護するため、車両通行を制限する看板やポールなどがありました。このような配慮も、水道道路ならではですね)
(実際走ってみると、甲州街道や環八などの大きな道路と交差する場所は、道路が分断されておりそのまま真っすぐ進むことができません。また野川周辺など、場所によっては直線に進めない箇所もあったりしますが、全体の8割くらいはこの写真のようにひたすら真っすぐな道路でした! 車両規制の関係もあるのか、特に世田谷区内の水道道路は交通量も少な目で、自転車散歩には良い塩梅の道路だったと思います)
(そしてのんびり1時間余り漕ぎ続けると、多摩川から水を取り入れている砧浄水場に到着です)
(ここまで来れば多摩川ももう目と鼻の先。久しぶりに多摩川サイクリングロードにやってきました)
こうして水道道路を基点から終点まで走ったわけですが、ここまで漕いだ距離はせいぜい10kmちょっと。このまま帰るのも物足りないと思い、もう少し足を伸ばしてみることに。
それでどこに向かったかというと…
多摩川対岸の生田緑地内にある、枡方山の展望台に行ってきました。
(桝形山は100mに満たない丘陵のような山ですが、鎌倉時代から物見の山として用いられていたそうで、今でも周囲一帯を見回すことができる絶景スポットとなっています。この日は天気が良いこともあり、副都心~都心の高層ビル群を一望することができました)
(ちょっとしたヒルクライムで汗をかいたので、緑地そばにある北野天神の境内でしばし休憩。この神社も小高い場所にあり、階段にこしかけて日陰で涼めばなんとも良い気分となりました)
(一服した後は、せっかくなので多摩川サイクリングロードを府中辺りまで漕ぎ、程よく疲れたところで帰り道につきました)
(帰りは地図を見ず、適当にあたりをつけて東側へ。すると途中でこんな感じの気持ちのよい河川敷を発見。帰ってから調べてみたら、どうやら野川沿いだったようです。この川沿いも都内では珍しいくらい自然が残っているので、そのうち走ってみたいところですね)