自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2022.3.21)室戸半島自転車旅! その①~廃校水族館を訪れて~

四国遠征2日目、室戸半島をめぐり様々なものを見物してきました!

 

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さて3月21日、6時過ぎに目覚めて窓から外を眺めれば、どうやら夜更けに雨が降ったようで路面が濡れているものの、空模様は次第に回復に向かっている雰囲気です。

 

これならば今日は心置きなく自転車を漕げそうだと、お宿で朝食を頂いたのち、7時半過ぎには早速室戸岬に向けてスタートです!

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(前回の記事でも書きましたが、「民宿大砂」の料理はどれも絶品で、朝からテンションが上がりました! また食後にはコーヒーだけでなく女将さんお手製のクレームブリュレもいただくことができ、しっかりエネルギーをとって万全の態勢で出発することができたように思います)

travel.rakuten.co.jp

(もし大砂海岸付近を訪れるならば、おすすめのお宿ですよ!!)

 

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(まだ山にモヤがかかる中、国道55号線にそって南下しながら室戸岬を目指します)

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(海陽町を越えてすぐの那佐湾にて。ひたすらに海沿いを走り続けると普段見ない光景ばかりで、旅に出たことを実感します)

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(そして宍喰を過ぎると、いよいよ徳島県を抜けて高知県へ)

 

さて、今回走っている室戸半島は海際まで山地がせりだしており、平地はごく限られたスペースしかありません。

そのため東陽町の市街地を抜けてからは、時おり小さな漁村がある程度でほとんど道以外は何もありません。そのような場所で波の音を聴きながら、何も考えずにひたすら走り続けることしばし。

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(昨日南阿波サンラインから眺めた時、ずいぶん遠くにあるように思えた室戸岬もだいぶ近づいてきました)

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(そして来た方向を振り返れば、ずいぶんと遠くに来たことを実感します。日が昇ってからはどんどん天気が良くなり、このような快晴に)

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(道中、鹿岡という場所で見つけた夫婦岩。同じ名称の名所は全国各地にありますが、ここの夫婦岩はその中でも特に立派で大きなものだそう。ただ私が訪れた時は波浪による影響か、危険防止のためそばには近寄れなくなっていました)

 

こうして順調に漕ぎ進めてきたわけですが、室戸市に入ったあたりの椎名という場所で「廃校水族館」なる看板を発見。廃校で水族館とはいったい…? と気になって、これはもう寄り道するしかないと早速行ってみることに。

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(廃校水族館は、名前の通り2006年に廃校となった旧椎名小学校の校舎を利用し、2018年に開設された水族館です。その珍しさがうけたのか多くの来場者が訪れており、廃校再活用の成功例として全国的にも注目を集めているのだとか)

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(跳び箱や手洗い場など、学校施設を利用して展示は廃校水族館ならではです。展示されている50種1000匹以上の魚たちは、ほとんどが地元の定置網にかかったり、職員さんが釣り上げたものばかりなのだそうです)

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(エイの裏側って、顔のように見えなくもないですね)

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(廃校水族館の展示スペースの中でも特に圧巻なのが、かつての25mプールを活用した大水槽。ウミガメをはじめ、さまざまな魚たちがプールを泳ぐ光景は、ここぐらいでしか見られないのではないでしょうか?)

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(ウミガメが呼吸をする瞬間。プールサイドでは魚のエサも販売しており、さまざまな魚を間近で見ることもできました)

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(ちなみに廃校水族館は年中無休で、小中学生300円・高校生以上は600円で入館できます。チケットはシールになっており、シールの大きさは室戸の砂浜で産卵するアカウミガメの卵の平均的な大きさになっているのだとか)

www.muroto-kankou.com

(公式HPはこちらです)

 

廃校と聞くと、どうしてもうら寂しいイメージを持ってしまうように思いますが、様々なユニークな展示を行うことで、多くの人が集まる活気のあるスペースとして活躍を続ける廃校水族館。水族館としてだけでなく、なんとなくノスタルジックな雰囲気も楽しめる面白い場所で良かったです!!

 

こうして廃校水族館をゆっくり見物した後、さらに先へと進むわけですが、ここまで来れば室戸岬も目と鼻の先です。ここから先の様子は、また改めてまとめていきたいと思います~

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