さて、鹿島灘を眺めた後は鹿島市内をぶらついてみることに。
samayoicyarinko.hatenablog.com(前回の内容はこちらです~)
実は前々から、鹿島に行くことがあったら訪れてみたいスポットがありました。
それはどこかというと…
「ゆるげども よもや抜けじの 要石 鹿島の神の あらん限りは」の歌で有名な鹿島神宮です!
(たまたま9月2日は神幸祭が行われていました…が、前日が祭りのメインなのか、お祭りにしては閑散とした感じでした)
※ちなみに要石とは地中の地震ナマズを抑えていると伝わる霊石のことで、江戸時代には地震除けのため、上記の歌を門に張り付ける風習もあったそうです。江戸時代の文化を調べているとちょいちょい要石の話を見かけるので、一度ホンモノを見てみたかったんですよね~
と、いうわけで境内に入り、本殿を過ぎてからひぐらしの声が響く鎮守の森を抜け…
雰囲気たっぷりの奥宮(徳川家康が関ケ原の戦勝の御礼として創建した、歴史あるお社とのこと)から右手に曲がってしばらく行くと…
ついに要石とご対面です!
(熱心に参拝している方がいたので、邪魔をしないように遠くから)
ちなみに要石、近くで見てみると地表にはわずかに頭を出しているだけで、想像以上に小さい印象でした。しかし伝承によれば、かつて徳川光圀が要石を掘り起こそうと七日七晩掘り続けても、ついに底に達しなかったと伝わっています。
そのような伝承を思い出しつつ石を眺めれば、これも中々にオツなものでした~
こうして休憩がてら鹿島神宮を散策し、1時間ほどのんびりしてから霞ヶ浦まで戻ることに。
国道51号は路肩が狭く落ち着かないので、神宮橋を渡った後は早々に南下して、常陸利根川沿いのサイクリングロードを通ってのんびりと。
(常陸利根川沿いも、落ち着いた感じでのんびりできました!)
(霞ヶ浦沿いの道と比べると幅が狭いですが、こちらも道路がしっかり整備されていて自転車に優しい作りでした~)
こうしてゆっくり潮来まで戻れば、もう時刻は13時過ぎ。
そろそろ帰りのことも考慮しなくてはなので、ここからは一気に霞ヶ浦の南岸沿いに土浦まで戻ることに。
(稲敷の妙岐ノ鼻付近にある野鳥の観察小屋。この付近は湿地帯となっており、様々な野鳥がやってくるそうです)
(稲敷を過ぎて美穂に入ると、付近はひたすらこんな感じの田園光景となっていきます)
(そして上空を見上げてみれば、成田を飛び立ったと思しき飛行機がひっきりなしに通過していきました)
ちなみに南岸側は途中に自衛隊の関連施設や駐屯地があるため、その付近は湖岸を走ることができません。そのため美穂と土浦の境目の辺りからは、国道125号線沿いに土浦駅まで戻る感じに。
そして16時半前、ついに出発地である土浦駅前に戻ってくることができました!
このような感じで1日霞ヶ浦を楽しんできましたが、さすがに後半はややバテ気味でしたけど、道が平坦なお陰でそこまでキツい感じにはなりませんでした。
霞ヶ浦、がっつり漕ぐ人ものんびり楽しむ人も満足できる良い場所と思います~