自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2022.3.24~26)吉野川沿いを快走サイクリング!

香川県から徳島に移り、吉野川沿いの風景を楽しんできました!

 

前回の記事で記した通り県道5号線を使って徳島県内に戻ったわけですが、ここからは旅のゴール地点である徳島港に向かい、吉野川沿いをのんびり漕ぐことに。

(土讃線の鉄橋付近では、キレイな菜の花畑が広がっていました。この辺りは平野部とはいえ勾配が大きく、土讃線も箸蔵~佃にかけて大きな迂回ルートをとっています。実際に走ってみると、鉄道を敷設した当時はさぞルート選定に苦労しただろうなと実感するアップダウンっぷりでした)

(箸蔵からしばらくは、主に吉野川の右岸側をチャリチャリと。訪れた当時は春の訪れといった塩梅で、まだ新緑が芽生えつつあるくらいの時期でしたが、穏やかな日差しのもと、快調に自転車を漕ぎ進めていきます)

(ふと右手側を眺めてみると…)

(徳島最高峰である剣山(多分)が。遠景でも、山頂付近にまだ雪が残っているのが見て取れました)

(こうして景色を楽しみながら、美馬市の辺りまでやってきました。三好の辺りでは狭かった平野部も徐々に広がり、だんだんと河口に近づいて行っていることを実感します)

(ここで川の左岸に移り、有名な「うだつの町並み」を見学です。現在ではパッとしない、という意味で用いられる「うだつが上がらない」という言葉ですが、元々うだつは防火・防風のために隣家との境目の屋根の上に作られた柱のことを指したそうです。うだつを作ることができるのは裕福な家に限られたため、とくに上方では装飾的な用いられ方もしたのだとか。美馬市の脇町一帯ではうだつの残る建物が軒を連ねており、この遠征中に見かけたあちらこちらの古い町並みとも、また一風違った趣を楽しむことができました!)

(街並みのほかにも見どころはたくさんあり、付近では沈下橋も見ることができました。こちらの脇町潜水橋は沈下橋ですが、なんと橋の全長は200m超! 沈下橋でこれだけの長さのものは初めて見たので驚きです。橋幅も決して広くなく、車は橋上ですれ違うことはできそうにありません。それでも川の両岸を結ぶ交通の要所として、ひんぱんに車が行き違っていましたね)

(美馬市を過ぎてからも、時折見かける菜の花畑を横目に順調に漕ぎ進めていきます)

(あまりこちらの分野は詳しくありませんが、吉野川沿いは「橋の博物館」とも呼ばれるらしく、道中見かけた橋は様々な技法で建築されています。それぞれ特徴ある姿をしており、行く先々で楽しむことができました!)

(そしてそうこうしているうちに日は傾いていき、日没前にどうにか徳島市の外れに到着することができました。この日は"おくむら旅館"に一泊し、最後の四国での夜をのんびり過ごしました)

(そして翌25日、かるーく徳島市内を一巡りした後、11時過ぎにフェリー「りつりん」に乗船して東京へ帰ることに)

(船内では、徳島市内で買ったスダチ酒を片手にのんびり海を眺めてリラックス。こうして26日早朝に東京港に到着し、一週間余りの四国遠征から無事帰ることができました!!)

 

こうしてつらつらと書きつらねてまいりましたが、本当に久しぶりの自転車旅行、十二分に堪能することができました! 

その後新年度に入るとなんだかんだで仕事etc.がぎうぎうで、ここまで書くのに随分と時間がかかってしまいました。最近はまた中々遠出の時間を作るのも難しい毎日が続いていますが、この旅行で充電したエネルギーで頑張っている感じです(笑

 

四国遠征に出かけてからはや半年。そろそろ秋の足音が近づいてくる頃ですが、またどこかで時間を作って出かけたいものですね~

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