細尾峠、今まで訪れた場所の中でも屈指の良スポットでした!
8月19日の早朝5時過ぎに自宅を出て、大宮駅から向かうは日光の地。
今週はずっと雨続きで自転車日和とはいいがたい日ばかりでしたが、休みの間にせめて一度は遠出したいと、曇り空でも見切り発車で出発進行。
そして電車に揺られること2時間半余り、ついに到着した日光は…
あっちゃーな感じで雲は低く垂れこめ、雨もしとしと降りしきるような状態でした…
まぁ来ちゃったし、こうなった以上は仕方ないと割り切りつつ、駅構内で雨宿りしながら様子をうかがっていれば30分ほどで雨は小やみに。これはチャンスと思い、8時50分頃日光駅を出発することに。
今回の計画は日光から峠を越えて足尾に向かい、渡良瀬川沿いに桐生まで下ってくるというもの。そのため日光はほとんど観光せずに経過するだけのつもりでしたが、出発前に一か所だけ寄り道を。
(東照宮前の神橋を横目に見ながら左折して…)
(東照宮の横にある、二荒山神社に寄り道です)
こちらで道中の安全祈願がてら、御朱印もゲット。
ちなみになぜこちらに寄り道したかというと…
こちらの神社の御朱印帳は、(多分)全国でも珍しい杉の表紙を用いたものになっています。表紙からはそこはかとなく杉のよい香りがただよい、何ともイイ感じでになっていました!
こうして前々からいいなと思っていた御朱印帳を入手した後は、国道122号線に沿って一路西へ。
国道122号線は日光から6kmほどで日足トンネルに入りますが、その直前にはトンネル竣工前の旧道との分岐点があります。ここから旧道に入り、細尾峠を越えて足尾に向かうルートに入ることに。
(ここからいよいよ細尾峠です。サドルに防水のためのビニール袋をかぶせているため、そこはかとない貧乏感が…)
さて日光といえば、中禅寺湖に至るいろは坂のつづら折れが有名ですが、この細尾峠も負けず劣らずのつづら折れとなっています。
そのため大分遠回りをする形となり、日足トンネルの長さが3kmない位なのに対し、旧道では同じ区間が10kmを超える長さとなっています。けれどもその分ゆっくりと高度を稼ぐ格好になるため、特に日光から峠に至る道のりは峠にしてはゆるやかな上り坂となっていました。
(峠道の途中にて。見ての通り、峠道なのに勾配がゆるやかな楽な道のりです)
またこのルートは旧道となってから40年ほどたちますが、今でもハイキングの人などが定期的に利用しているため、最低限の整備が続けられています。そのため路面状態も良好とまではいきませんが、自転車で通行する分には困らない感じでした。
こうしてもろもろの条件が重なった細尾峠は、
・旧道となったことで、車がほぼやってこない
(私は峠では、車どころか1台のバイクにも遭遇しませんでいた)
・峠なのに自転車で楽に登れるゆるやかな勾配
(個人的には、これが一番の良ポイントでしたね)
・路面状況もまあまあな感じ
と自転車でチャレンジするのにとても良い感じの峠になっていました!
※ただ、詳しくは次回まとめますが、足尾から登るルートは結構大変だと思います。足尾側の方がえげつない登りになっていましたね
※それとこの細尾峠近辺では、しばしば熊が目撃されています。実際私が細尾峠を走った時も、熊が爪とぎをしたのか皮がめくれている木がありました。なので細尾峠を走る際は、熊対策も考慮する必要があると思います
こうして峠を楽しみながら登っているうちに…
(10時過ぎまではどんよりな感じでしたが…)
(峠に到着するころには木々の間から日が差し込むように)
(峠を越えたら、後はこの道をひたすら下っていくばかりです)
こうして想像以上に快適に峠を到着できましたが、その後のもろもろは次回続けたいと思います~
samayoicyarinko.hatenablog.com
samayoicyarinko.hatenablog.com(この後の道中のことは、こちらにてまとめています)
samayoicyarinko.hatenablog.com(翌年は、紅葉のシーズンに細尾峠を訪れました!)