3回に分けて記してきた栃木~群馬の道中も、今回が最後のまとめです。
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samayoicyarinko.hatenablog.com(今までの道中はこちらです~)
さて足尾から桐生まで、わたらせ渓谷鉄道を横目に国道122号線をチャリチャリと。
横を見てみれば渡良瀬川の清流が見え、標高がやや高いこともあって涼しいこともってとても爽快なサイクリング。
(かつては鉱毒やらで汚染されていたという渡良瀬川も、現在では随分きれいになったのだなと思います)
このように景色が絶景なことに加え、足尾から草木湖の辺りまでは路側帯が広めにとられていて漕ぎやすく、さらに道も下り坂が基調となっていて自転車に優しい道中となっていました!
(木々の切れ目から横を見てみれば、いつしか草木ダム湖のほとりへ)
(と、いうわけで草木湖付近で一休み。この辺りは富弘美術館や道の駅などがあり、小休止に丁度良い感じでした。緑深い山並みを眺めていると、夏だなぁ…という感慨がひしひしと)
さて草木湖を過ぎると、路面状況は悪くないものの路側帯がやや狭くなっていきます。徐々に標高も下って暑さを感じるようになる中、意外とトラックの往来も多いため、水沼駅の辺りで県道257号線に移ることに。
さて、先ほど記したようにわたらせ渓谷鉄道に沿ってひたすら漕いできたわけですが、このわたらせ渓谷鉄道は1910年に開業した足尾線の路線を引き継いでおり、沿線には歴史を感じる施設なども点在しています。
その中でも以前トロッコ列車の車内から眺めて以来、じっくり訪れてみたいと思っていた施設がこちら。
この味わい深い、歴史を感じる木造の駅舎…
1912年に設置され、当時の駅舎がそのままに残っている上神梅駅です。
(往時はここに駅員さんが立って検札していたのでしょうが…今時このような木製の改札台が残っているのって相当珍しいのではないかと思います)
(人も列車もまったく訪れない中、1人待合室に腰かけしばし休憩。古いことは古いのですが、しっかり手入れがされているのでうらさびた感じはせず何とも良い風情でした!!)
この上神梅駅を過ぎれば、もう桐生は目と鼻の先です。当初は桐生まで漕いだら帰路につくつもりでしたが、この時点で時刻はまだ14時過ぎ。
せっかく久しぶりに埼玉県外まで漕ぎに来ているのだし、もう少し足を延ばそうと桐生からは県道3号線に入って西に進路変更。そして更に漕ぎ進めること2時間あまり…
16時半ころ、ついに高崎駅に到着です(後日走行距離を測ってみたら、久しぶりに走行距離が100kmを超えました! 最近は60~70km程度しか漕いでいなかったので、だいぶがんばったなー、という気分です)。
そしてここからは高崎線で一気に大宮まで輪行で戻り、こうして今回の自転車旅行は無事終了となりました。
今回は国道122号線の日光~桐生区間を中心に走りましたが、峠あり、渓谷ありの自転車で走っていてとても気持ちの良い道でした!
ただ記事内でたびたび言及していますが、今回は標高の高い日光側から下る格好になったので随分楽でしたが、逆の桐生側から登るルートは大分ハードになると思います。
私はそこまでストイックにできませんが、とても気持ち良い道なので、ガッツのある人はチャレンジしてみるのも一興と思いますよ~