自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2012.8.5~8.12)フェリー・電車を乗りついで、目指すは清流、四万十川 !!

 と、いうわけで、しばらくはまた昔の自転車旅行のことを思い出していきたいと思います~

 

2012年夏、当時大学院に在籍していた自分は、史料調査のために高知四万十市を訪れようとしていた。しかしこの四万十市、名前の通り「日本最後の清流」とも呼ばれる四万十川の河口域にある。

せっかくの夏休み、四万十川付近まで行くのに自転車で走らない手はないと考え、あわせて自転車を持ち込んで四万十川流域を走ることにする。

 

そういうわけで8月5日、勉強道具も自転車に積み込んで出発。今回は4年振りにフェリーを使って徳島まで行き、その後電車を使って高知市まで移動することにする。

前回同様出発までには余裕があるので、まずはお台場付近をぶらつき何とはなしに観光。

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(ダイバーシティ東京にある実物大ガンダム。時々煙をプシュー! と出しながら、頭を左右に動かします)

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(船の科学館前に係留されている南極観測船宗谷。こじんまりとした船で、これで南極まで行くのはさぞ大変だったと思います)

 

そして出発の1時間ほど前にフェリーふ頭に到着。

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(再びフェリー乗り場に到着!!)

 

今回は前回の反省を活かし、輪行袋に自転車を入れて手荷物として自転車を船内に持ち込む。そのため自転車の分は運賃が必要なくなり、ちょっとラッキーと思いつつ船上のデッキへ。

今回は夏休み期間中と言うこともあり、子供連れなども多く中々の盛況っぷり。ちょうど出航の際は夕暮れ時で、夕日に染まる街々を眺めながら東京ゲートブリッジをくぐり東京を出立。

去りゆく東京の眺めに旅情をかきたてられつつ、さぁ今回も頑張るぞと出発の景気づけに缶ビールを空け、風呂にも入ってこの日は就寝。

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(出航直後、夕日に染まる東京の街並みはとてもキレイでした)

 

翌8月6日、目覚めると船は既に三重県沖。

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(海は凪、時おり飛び跳ねるトビウオを眺めながらのんびりと徳島まで)

 

今回も幸い海は平穏で、13時過ぎに無事徳島に到着。

高知行きの電車に乗るまでに多少の余裕があったので、徳島市のシンボルである眉山の展望台までロープウェーで上がってみる。

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(眉山から眺める徳島市街。手前の川が吉野川、遠方の島は淡路島です)

 

眼下に広がる景色をたっぷりと楽しんだ後は、徳島線を使って吉野川をさかのぼり阿波池田へ。阿波池田からは土讃線に乗り換えて高知市を目指していく。

 土讃線は吉野川に沿って進んでいくが、阿波池田の付近は大歩危や小歩危など吉野川によって浸食された渓谷の眺めが素晴らしい。そのような風景と共にローカル感あふれる土讃線の雰囲気も堪能していたら、いつしか日没を迎えていた。

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(鉄道好きの間では有名らしい新改駅にて。私はよくわかりませんでしたが、スイッチバックという珍しい設備のある駅なのだそうです)

 

こうして日没を迎え、20時前に高知に到着。この日は駅前のビジネスホテルに宿泊する。明日はいよいよ四万十川流域まで行くつもり。四万十川への期待に胸膨らませつつ、早めに布団にくるまり就寝した。

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後日土讃線に乗ったことを鉄道好きの知り合いに話したら、何やらとてもうらやましがられました。実際私が乗ったのはどれも単行のワンマン運転で、高知市付近をのぞけば、旅情たっぷりののんびりした風景を楽しむことができましたね。

電車好きの方は、土讃線は楽しいと思いますよ~

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