朝、船のゆれに目を覚ます。
目覚めてみればすでに三重県沖、天気は非常によく、海を見るだけでもとても爽快な感じ。
幸い、フェリーは太平洋側とはいえ沿岸に程近い部分を航行しているので、揺れは殆どなかった。そのおかげで船酔いすることなくフェリーを楽しむことができて一安心。
(このような具合で、海が凪いでいて快適でした)
そしてうだうだとしている内に、13時頃徳島港に到着。
フェリーを降り、さあ頑張るぞと出発すると、程なくして昨日話したバイカーの方が後ろからやってくる。それに気がつき軽く会釈すると、その方もサムズアップ!
バイクと自転車では速度が違いすぎ、あっという間にその方は走り去ってしまった。かわした言葉は二言三言、そもそも名前すら知らないけれど、何ともいえない充実感。これに力をもらったように感じながら、一路11号線を走ってまずは高松方面へ。
(吉野川を超えて、目指すは高松!)
徳島市から高松市までは約75km。11号線は、途中鳴門の付近で多少山がちになるほかは大体平坦な道のり。
(今思い返すと、何でこんな場所で写真を撮ったのやら。そもそも撮った地点も覚えていません… ただ、四国を走っているんだ!というテンションでとにかく嬉しかったことは鮮明に覚えています)
徳島を出たのが13時半頃と遅めのスタートだったので、日没までに高松に到着するのかが不安だったものの、17時過ぎ、暗くなる前に何とか高松に到着。
合宿地はもう少し先の多度津だけど、多度津までは高松から40kmちょっと離れている。初めての道で、しかも夜間に40km走るのは難しそうだったので、その日は高松で宿泊し、翌日多度津まで行くことにする。
翌朝、8時過ぎに起きて坂出をへて丸亀、多度津方面へ。直線距離で考えると161号線を使って大平山を越えていくのが近そうだけど、道がどれくらい険しいのかわからないので11号線を使って迂回することに決定。
それが良かったのか、幸い特に問題もなく2時間ちょっとで合宿先に到着。
ここで取りあえず自転車旅行は中断し、頭を切り替えて合宿に精を出すことに。
(合宿先でほかの部員たちと。大学時代は少林寺拳法をやっていました。名前からするといかにも中国って感じですが、実は香川県多度津が総本山だったりします)
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そんなこんなでこの時は香川まで行ってきたのですが、香川と言ったらやはりうどんはとんでもなくおいしかったですね。さんざんあちこちでも言われていることですが、その辺の200円くらいで食べられる素うどんからして、ほかの地域で食べるうどんとは全く次元が違いました!!