台風19号通過後の荒川河川敷。

今回は、表題の通りです。

先週末から今週にかけ、台風19号が各地で大きな被害をもたらしました。

私が住んでいるさいたま市でも、10月13日の夜半に治水橋付近で荒川が氾濫危険水位を超え、繰り返し防災無線が注意や避難を呼びかけていました。

そして一夜明けた10月13日の朝、大丈夫だったのだろうかと荒川の辺りまで行ってみると、普段と余りにも異なった光景に文字通り言葉を失ってしまいました。

普段の治水橋周辺は、幅数百メートルの河川敷が広がる開放感あふれる空間です。しかしこの日は河川敷を見ることはできず、一面に泥水が広がっていました。

(こちらは4年前に、ほぼ同じ場所で撮影した写真です。普段この場所からは川は見えず、河川敷には警察の白バイ訓練場が作られています。しかし大雨によって荒川は大幅に増水、河川敷は水の底に沈んでしまいました)

この付近には「大宮けんぽグラウンド」という運動場があり、ここにあるテニスコートで何回も練習試合に参加したりしてきました。しかしこのテニスコートも

やはり水の底に沈んでしまい、堤防からは伺うことができません。普段自分が散歩したり、楽しんでいる空間がこのようになってしまうとは、台風が来る前は想像すらしていませんでした。

(なお大宮けんぽグラウンドのHPによれば、テニスコートをはじめとする様々な設備が破損したり、汚泥がたまって使用不可能な状態となっているようです。同HPには、現在復旧作業が行われているものの、利用再開までは相当の時間がかかると記されています。現時点で、10月31日までは完全閉鎖となることが決まっているようです)

(こちらの写真は、お知らせ | 大宮けんぽグラウンドから引用しています)

埼玉県に引っ越してから、何回も台風がやってきましたし、大雨も何度か経験しました。しかしこのような光景は今まで見たことがなく、台風19号の凄まじさを見せつけられたようです。

news.yahoo.co.jpこちらのニュースによれば、フィリピン沖には別の熱帯低気圧があるようです。これが台風に発達するかどうかはまだ判断できませんが、自分にできる範囲で改めて備えをしておこうと思います。