自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2017.7.21)寄居から行く長瀞・秩父巡り! ~秩父、和同の史跡巡り編~

長瀞を堪能した後は、再び秩父に向かって再スタートです。

 

samayoicyarinko.hatenablog.com(長瀞の様子は、前回こちらでまとめました~)

 

さて長瀞を発って親鼻を過ぎた後は、遠方に武甲山を望みつつ秩父に向かって140号線を南下していったのですが、その道すがら、こんな感じの神社を発見。

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(聖神社、という御利益のありそうな名前にひかれて参拝してみると…)

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(拝殿の横には、デーンとお金のモニュメントが)

 

この神社は和同黒谷駅のすぐそばにある聖神社という神社なのですが、モニュメントにある通り、奈良時代にこの地で採掘された銅を用い、日本最古の貨幣…ではなくなりましたが、流通貨幣としては最古にあたる和同開珎が作られました。そしてこの聖神社は銅鉱の発見を機に708年に創建された、歴史ある神社なのだそう。

(このような由来のためか、この聖神社は金運にとてもご利益のある神社なのだそうです。実際に境内には、ここにお参りしたことで宝くじにあたった、競馬の穴馬券を取ったetcetc...といった多くのお礼状が張り出されていました)

 

また境内の案内板によると、この聖神社のすぐ側に銅を採掘していた和銅遺跡が残されているそうです。これを見て興味がわいたこともあり、寄り道して遺跡見学をしていくことに。

 

と、いうわけで先ほどの聖神社からやや傾斜のきつい道を進んで祝山の中腹まで移動すると、こんな感じの階段が。

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(ラベンダー?(ミソハギかも)を横目に山道をえっちらおっちら)

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(こちらが遺跡の入り口となる階段です。聖神社からここまでは1km程度なので、聖神社の駐車場に自転車を置いて移動しても良かったかもです)

 

こちらから階段を下って山の沢に沿って道なりに進むと、5分程度で銅の採掘現場に到着です。

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(大きな和同開珎のモニュメント)

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(この山肌がえぐられている部分が、かつて銅を露天掘りしていた遺構なのだそうです。1000年以上前の人々の作業跡が残っているというのも、なんだか不思議な気分でしたね)

 

こうして遺跡見学とプチ登山も楽しんだ後は、荒川を渡って県道44号、72号を使って一路秩父市内へと。そして3km弱も進むと、目的地である秩父に到着することができました!

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(武甲山をバックに記念撮影! この写真は秩父公園橋から撮ったのですが、武甲山の雄大な景色を楽しめる良いスポットだと思います~)

 

寄居から秩父までは直線距離で35km程度ですが、ここにくるまで色々と寄り道をしたことや久しぶりな遠出だったこともあり、体は少々疲れ気味。そのため秩父神社周辺を軽く散歩した後は、早々に秩父鉄道を使って帰宅することにしました。

 

今回はいつも使う峠道を避けるルートを使ってみましたが、思った以上に傾斜が少なくてのんびり漕ぐことができましたね。また国道140号線沿いには結構見どころも多く、観光気分で秩父まで漕ぐことができて良い感じでした!

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