と、いうわけで前回の続きです。
samayoicyarinko.hatenablog.com
(こちらが前回記した内容です~)
さて賀茂御祖神社を見学した後は、少し北上して一乗寺の方向へ。
ここで訪れたのが、詩仙堂のすぐ側にある金福寺。なぜこのお寺に行ってみたかというと、以前カミさんがここを訪れた際、このお寺に住み着いている"福ちゃん"という人懐こい猫に境内を案内してもらったそうです。
なので私もその猫に会ってみたいと思っていたのですが…
(こちらでもまとめられているように、知る人ぞ知る有名猫だったようなのですが…)
お寺の方に聞いてみると、福ちゃんは2015年の春に天寿を全うして亡くなってしまったとのこと。まさか死んでいるとは思いもしなかったので、これは少しばかりショックでした…
けれども色々な人に可愛がられて過ごしていたようですし、きっと良い猫生だったのだろうと思い直し、改めてお寺の境内を一回り。
(このお寺は与謝蕪村ゆかりの寺だそうで、高台に登ると彼のお墓もあったりします。紅葉で有名なお寺ですが、新緑の季節もこれはこれで良いものでした)
(山の中腹には松尾芭蕉が滞在したこともある芭蕉庵という庵もあり、ここからは京の街を一望することもできました ※現在の庵は、松尾芭蕉に傾倒していた与謝蕪村が再興したものだそうです)
こうして金福寺を出るころには、そろそろ時刻もお昼過ぎ。
そこで行ってみたのが、白川通り沿いにあるアノニマという喫茶店。
こちらのお店には入ってまず目につくのは、物凄い量の本の山。
大きめの本棚に様々なジャンルの本が収められていて、店内の雰囲気も相まって長居どんとこい! な風情となっています。散策で疲れた時はここでのんびりするのも良いかもです~
(喫茶店ですが、ご飯モノも様々な種類の創作丼ぶりがありました)
(こちらが食べログの評判です。ちなみに余談ですが、店内の椅子はやたら重厚な作りになっており、椅子を引くのも一苦労でした。訪れた際は頑張って引いてくださいね笑)
こうして腹ごしらえした後は、さらに白川通りを南下して南禅寺へ。
(南禅寺の山門前)
この南禅寺で有名なスポットと言えば、境内に突如現れるお寺っぽくないレンガ積みの洋風建築。
(お寺っぽくないと記しましたが、歳月を経てこちらも風情たっぷりな塩梅となっており、意外と景観に溶け込んでいるように感じました)
これは明治時代に作られた用水路、"琵琶湖疎水"の水道橋で、なんでも1888年に完成したものなのだとか (ちなみに今でも現役の用水路で、少し登れば水がこんこんと流れる様を眺めることもできます)。
(橋げたを横から覗いてみると、まるで合わせ鏡のようなちょっと不思議な光景が見られます。早朝にここを訪れると、誰も人がいなくて更に良い雰囲気かもです)
(緑とレンガのコントラストが、そこはかとないラピュタ感)
こうして南禅寺をぶらついた後は、そろそろ時刻も頃合いなので出町柳のレンタサイクル屋さんに自転車を返却し、こうして自転車散歩は終了となりました。
11時過ぎに自転車を借り、戻ったのが17時ころ。途中途中でかなりのんびり休憩したので3か所しか巡っていませんが、その気になればもう少しあちこち行くこともできたように思いますね。
と、いうわけでレンタサイクルでの京都観光、おススメです!