今日は年内最後の自転車散歩のつもりで出かけてきたのですが…
もう仕事も終わり、年賀状やら何やらも片付けて時間があるので、思い切り遠出してせっかくだから今まで行ったことのない高崎あたりまで行ってみようと自宅を出発。
けれども今日の埼玉は、とにかく風が強い日でした…
(それはもうビュンビュンと風が吹き荒れていました。ススキも風に揺れまくりです)
(日中は風が止むことが殆んどなかったように思います)
荒川沿いを北上しようと思っていたのですが、風は北から南に向かって始終吹き続けていて自分にとっては向かい風状態。そのため自転車を漕ぐのに通常の3~4割増しの力が要る感じに。
それでも何とか桶川の辺りまでは漕いだのですが、無風なら1時間ちょっとの道のりが30分は余計にかかり、さらに風がやむ気配は一向に無く。そのうち膝も何だか痛むようになってきてしまい、こりゃ今日はダメだと北上を断念…
走り納めのつもりでしたが、何とも締まらない感じとなってしまいました(笑
(途中、川島町で見かけたお地蔵さま。天保七(1836)年と銘が彫られていたので、かれこれ200年近くこの地を見守っているのでしょうね)
それから向かい風は真っ平ごめんと、Uターンして戻ってきたのですが、今度は一転して強風が追い風となり、先ほどまでの苦行がウソのような快速っぷり(サイコンを付けていないので具体的な所はわかりませんが、多分30km超で漕げていたように思います)。
調子にのってこのまま東京湾を目指そうかとも一瞬考えましたが、膝が不安だったので結局戻ることに。ただ天気そのものは良くて自宅でゴロゴロするのも勿体なく思えたので、さいたま市内をゆっくりぶらつこうと計画変更。
と、いうわけで今日寄り道してみたのは、鴨川沿いにある「鴨川みずべの里」という小さな公園。
この公園は鴨川沿いの自然環境を保護するために作られたものらしく、公園内には小さめながらも雑木林が整備されています。
(雑木林では、まだ紅葉を見ることができました)
そして雑木林の側では、鳥のさえずりがそこかしこから聞こえてきます。上を見上げて目を凝らしていくと…
なにやら鳥がいるのを発見しました。
けれども前回の記事でも記したように、手持ちの望遠レンズでは中々うまく鳥を撮ることができません…
何とかもう少し大きく撮れないものかと近づこうとすると、足音を察知した鳥は早々に飛び立ってしまいます。こうして雑木林の中で鳥と鬼ごっこをするような具合となってしまいましたが、これは人間側に分が悪そうな塩梅です…
そこで1つの木に張り付いて、鳥が来るのをひたすら待つ持久戦へと方針転換。目星を付けたのは、
こんな具合の実が付いている木。これを食べに、何かやってくるのではないかと待つこと暫し。すると…
おそらくはヒバリ? がやってきました。
ちょこまかと動き回り、木の実をついばむ姿は見ていて飽きることがありませんでした。
その後も結構色々な鳥たちがやってきていましたが、結局それなりにちゃんと撮れたのはこのヒバリくらいでした。けれども日向ぼっこしながら鳥を待つのも、中々にのどかでゆっくりできたように思います。
(また、みずべの里のすぐ近くにある関沼という場所も自然保護区となっており、なかなか良さげな風景が広がっていました)
こうして今日は遠くに行くことはできませんでしたが、その代わりに自宅近くで新たな発見がありました! そのように思えば、これはこれで良かったのかもですね~