自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2019.9.15)奥多摩~青梅間で渓谷巡り! その①

奥多摩の美しい渓谷を、気ままにブラブラと散策してきました!

 

9月15日、久しぶりに自転車で出かけようと早朝に自宅を出発。埼京線、武蔵野線を乗り継ぎさらには中央線にも揺られつつ…

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自宅を出発して2時間半弱で、青梅線最奥の奥多摩駅までやってくることができました。

 

この駅を訪れるのは9年ぶり、前回は猿橋から松姫峠を経由小菅村まで行った際の帰り道にここまでやってきたわけですが、その時は奥多摩駅から輪行し、この近辺を走ったわけではありませんでした。

しかし調べてみるに、奥多摩~青梅間も何やら色々と楽しそうなスポットが目白押し。と、いうわけで今回は、奥多摩駅から青梅駅まで、国道411号線沿いを中心に道沿いの景色を楽しみつつ散歩を楽しんできました!!

 

さて奥多摩駅を出発すると、国道411号線と交わる交差点前に「氷川渓谷」という看板が。電車に長時間揺られたこともあり、休憩がてら早々に寄り道してみると…

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出発から5分余りで、さっそく美しい景色と巡り会うことができました!

 

この氷川渓谷は多摩川と日原川が合流する場所に位置し、付近は釣りをする方や川遊びの家族連れ、遊歩道を散策する人など様々な人が訪れる観光スポットなのだとか。

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(画面右側が日原川、奥側が多摩川です。この部分で2つの河川が合流するわけですが、どちらも透明度バツグンでなんとも美しいものでした!)

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(氷川渓谷のランドマーク、赤色が映える氷川大橋)

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(駅からすぐ側とはいえ、遊歩道を歩いてみるとあっという間に山奥感抜群なロケーションに)

 

河川敷や遊歩道を散策していると、夏をへて育った濃ゆい緑が眺めていつまでもここにいることができそうなくらいでした。紅葉の時期に訪れると、また異なった姿を楽しむことができそうですね。

 

さて、そんなこんなで氷川渓谷を堪能した後、青梅方面にむかって下り道をのんびり走り始めました。なるべくトンネルを避けつつ白丸駅を通過すると、今度は前方に「白丸ダム魚道」という看板が。

「魚道」という聞きなれない言葉に興味をもち、どんなものかと再びの寄り道をすることに。

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白丸ダムは1963年に作られたコンクリートダムで、その堤高は30m余り。小さいながらに、その無骨な外観はダムらしい迫力を感じさせます。

 

そしてダムの前面には…

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岸壁を縫うように作られた、階段状の水路を見ることができます。

 

この水路が、ダムがあっても上流部まで魚が遡上できるように作られた「魚道」です。2001年に建設され、この魚道を使うことで、ヤマメやニジマスなどがダムよりも上流に行くことができるようになったみたいですね。

そして白丸ダムは内部を見学できるのですが、この魚道も間近に見ることができるようになっています。 

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(白丸ダムの魚道は全長約330m、この間に27mの高さを魚たちは登っていきます)

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(この形の魚道は「アイスハーバー式魚道」というそうで、コの字型のブロックは中央部に流れのない場所を作ることで、魚たちが休憩できるように作られているのだとか)

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(さらに上流部の魚道は、「潜孔式魚道」という隔壁を用いた魚道になっています。この辺りはなにやら秘密基地めいていて、ちょうど見学者が少なかったこともあり、最初は入っちゃいけない場所でないか少しドキドキしてしまいました(笑 )

 

こうして白丸ダムを一通り見学した後は、さらに道を進んで下流部へと進んでいきます。ここから先も色々と見どころがありましたが、その様子はまた改めて紹介したいと思います~

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