真岡から小山まで、のどかな光景を楽しみつつポタリングは続きます。
samayoicyarinko.hatenablog.com(前半戦の様子はこちらでまとめました)
大前神社でのお参りを済ませて再び走り始めたわけですが、ここまでくれば真岡の市街地は目と鼻の先な感じです。
程なくして市街地に入り、その中心部にある真岡駅の前を通りかかったのですが…
このように真岡駅は蒸気機関車の形を模した、なかなかに面白い形状をしていました。
この形になったのも理由があるようで、現在真岡鉄道は「SLの走るまち もおか」を掲げ、週末を中心にSLを運行しています。これとあわせて真岡駅周辺をSLミュージアムとして整備、観光拠点として活用していく狙いがあるのだとか。
その一環で、2013年には真岡駅のすぐとなりに「SLキューロク館」という展示施設がオープンしています。こちらは入館料無料でSLなどを展示しており、さっそく私も見学していくことに。
(展示館内では、大正時代に活躍したという9600形蒸気機関車をはじめ、D51など計8台の機関車や車両が展示されています。写真は9600形蒸気機関車ですが、土日祝日には圧縮空気を用いたデモンストレーション走行も行われるそうです)
(このメカメカしい外観は、今の電車にはない魅力だと思います)
(運転席も間近で撮影することができました。キューロク館ではデモンストレーション走行だけでなく、時おり体験運転会も開催しているそうです。これを実際に操作できるのは、たしかに魅力的かもですね)
www.city.moka.lg.jpwww.moka-railway.co.jp(SLに関連した公式HPはこちらです)
こうして館内を一通り見学していると、そろそろ時刻は15時過ぎ。
もう少し走りたかったのでキューロク館を後に、真岡市内を走る五行川沿いに出てみることに。
すると良い具合に五行川サイクリングロードという自転車道が整備されており、真岡から下館まで15kmあまりの道のりは、信号もなくノンストップで走り続けることができました 。
道中の道のりはひたすら平坦で、時々農道と交差するものの車は1台も通らず、さらに歩行者も2人しか歩いていなかったため、気楽に走り続けることができて良かったです!
こうして快適に下館まで行くことができましたが、思った以上に快走できたため時間に余裕ができました。そこでせっかくだから乗り換えなしで帰れる小山まで走ろうと、国道50号線沿いをひたすら西へ。
(ここからは国道沿いで車通りも多く、夕暮れも迫る中、主に歩道を走ることに)
そして漕ぐこと10kmあまり、どうにか日没前に小山駅に到着することができました。あとは打ち上げがてら近くの居酒屋で一杯、ほろ酔い気分で大宮まで輪行で戻って、この日の遠出は終了となりました。
こうして1日サイクリングを楽しんできましたが、やはり知らない場所を走ると、色々と思いもよらない発見があって楽しいものですね!
今回は下館から北の真岡鉄道沿いを走ってみましたが、下館から南に向かう関東鉄道常総線なる鉄道もありました。今度の休みは、この常総線沿いを走ってみようかなと思っています~