自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2018.9.1)大地の芸術祭へ! ~里山をめぐるアートの旅!!~

ここ最近、出かけた先で雨に降られ、自転車に乗れないことが多いです…

 

3年前にも訪れたのですが、新潟の十日町の周辺一帯では、3年に一度「大地の芸術祭」という世界最大級の芸術祭が開催されています。

これが色々と素敵な展示ばかりなので、今年もまた行ってみようと9月1日、9日と2回にわけてあちらこちらと探索してきました!

今回はまず、1日に訪れた場所のことを紹介したいと思います~

samayoicyarinko.hatenablog.comsamayoicyarinko.hatenablog.com(2015年に訪れた場所のことは、以前にこちらでまとめました!)

www.echigo-tsumari.jp(こちらが公式サイトです~)

 

さて、例によって今回もレンタサイクルで散策しようと思っていたのですが、2日ともあいにくの天候で、自転車で回るのはちょっとしんどそうな感じ。なのでレンタカーを借りてあちらこちらをぶらつくことに。

大地の芸術祭は大まかに分けると「十日町」、「中里」、「津南」、「松之山」、「松代」、「川西」の6つのエリアに分かれています。まず初日は、このうち行ってみたかったスポットのある「川西」と「津南」に出かけてきました!

 

まず最初に訪れた川西エリア。このエリアの中心となるのは公園やゴルフ場、キャンプ場などが併設されている「ナカゴグリーンパーク」。こちらでは里山に住む動物や伝承に登場する動物、絶滅してしまった動物などをモチーフとした作品を展示する企画展として「里山アートどうぶつ園」が行われていました。

f:id:samayoicyarinko:20180913074552j:plain

 (アートどうぶつ園の作品の中でも特に良かったのが、このレストハウス内で展示されている…) 

f:id:samayoicyarinko:20180913074911j:plain

(杉山愛莉さんの作品、「大猫行列」! )

f:id:samayoicyarinko:20180913075144j:plain

(大名行列的に猫たちが行進しているのですが、それぞれがイイ表情をしていていつまでも眺めていられそうです。個人的には、この右のネコが意地悪そうで気に入りました)

f:id:samayoicyarinko:20180913075742j:plain

(クシャミしていたり…)f:id:samayoicyarinko:20180913075759j:plain

(中には踊り担当のネコも)

f:id:samayoicyarinko:20180913075844j:plain

(荷物を持ったネコはやや疲れめ?)

f:id:samayoicyarinko:20180913075917j:plain

(頭上にネズミを載せたネコもいました)

f:id:samayoicyarinko:20180913080038j:plain

(ほかにも広場には様々な動物たちが。こちらも良い味を出していた「かんがえない」、天気の良い日にこうやって昼寝してみたいものです)

f:id:samayoicyarinko:20180913081128j:plain

(おそらくはキツネ。ダイブしたまま戻ってきません)

f:id:samayoicyarinko:20180913080737j:plain

(そして樹々の間では、ブタたちのサーカスが)

 

このように公園のそこかしこで色々な動物たちが躍動している様子は、見ていて楽しくなってくるものばかりです! イヤほんと、天気が良くなかったことだけが心残りです(私たち、今まで4回大地の芸術祭を見に行っているのですが、そのすべてで雨に降られています…)

f:id:samayoicyarinko:20180913082303j:plain

(ちなみにこの川西エリア、ジェームズ・タレルという人が作った「光の館」という建物があります)

f:id:samayoicyarinko:20180913082547j:plain

(こちら、古民家的なしっとりした感じとイイ感じの照明が組み合わさった落ち着いた空間となっているのですが、アートであるのと同時に宿泊施設でもあり、1人2万円からとまることができるそうです)

hikarinoyakata.com

こうして川西エリアを堪能した後は、車で一気に南下して「津南」エリアへ。

 

津南では、パンフレットで何気なく見かけて気になっていた「ワープクラウド」という作品を鑑賞。

f:id:samayoicyarinko:20180913231819j:plain

(元繊維工場の建物内に、天井から糸と珠が吊るされて不思議な雰囲気に。奥行き感が強調され、空間に広がりがあるような感じが良さげな感じです)

f:id:samayoicyarinko:20180913232432j:plain

(この辺りから、帰りの電車の時刻の関係で時間との戦い的な鑑賞に。本来なら、アートってもっと気持ちに余裕をもって眺めるものかもですが…)

 

そして津南からの帰り道。寄り道気分で3年前にも見学した「最後の教室」にも。

f:id:samayoicyarinko:20180913232807j:plain

(最初の空間は床に牧草が敷き詰めてあり、濃厚な草の匂いがお出迎え)

f:id:samayoicyarinko:20180913233159j:plain

f:id:samayoicyarinko:20180913233308j:plain

(この「最後の教室」は、「人間の不在」がテーマなのだとか。廃墟にも似通った感じの寂寥感が、わからないなりに気に入っている作品です)

f:id:samayoicyarinko:20180913233654j:plain

(そして今年から、新作の「影の劇場」が公開されています。壁に移る影絵が、ユーモラスさと僅かばかりののおどろおどろしさを醸しだしていました)

 

そして、「最後の教室」を見物したところでタイムアップ。あとはレンタカーを返却し、電車にて埼玉に帰ることとなりました。

結構色々と見学したように思いますが、これでも全体からするとごくごく一部に過ぎません。なので今年は翌週末、もう一度見学に訪れたわけなのですが、その様子はまた改めてまとめたいと思います!

samayoicyarinko.hatenablog.com(続きはこちらです)