自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2017.2.27~3.1)フェリー「りつりん」乗船記!! (船内設備編)

今回は、九州に行くために利用したオーシャン東九フェリーについて紹介したいと思います~

 

オーシャン東九フェリーでは、2016年より新造船として「びざん」、「しまんと」、「どうご」、「りつりん」の4隻が就役しています。

そして今回私が乗船したのは、

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こちらの緑がシンボルカラーとなっている「りつりん」です!

 

私が東九フェリーを利用するのは4年半ぶりで、新造船に乗船するのは初めてでしたが、以前の船と比較すると、

 

①輪行にとても優しい仕様に!

以前のフェリーでは乗船後船室に行くまでに狭い階段を登る必要があり、輪行袋を担いだ状態では階段の上り下りが若干しんどいものがありました。

しかし新造船では船室までタテの移動をする必要がなく、輪行にとても優しい仕様となっていました! またほかにも輪行に優しい点として、

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船内に入ってすぐ左手側にこのように自転車置き場が設置されており、船内での自転車を担いでの移動は最小限となるように工夫されていました!!

(ちなみにこの隣に貴重品を保管できるロッカーがあります。有料と無料のものがありますが、無料のものでも財布などなら十分に入るサイズでした)

 

②二等船室が半個室に!

 以前のフェリーでは二等船室はカーペット敷きの大広間となっており、各自が適当に自分のスペースを確保する形となっていました。

しかし現在は、

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このように二等船室も、カプセルホテルのように半個室の形態に変わりました。個人的には前の大広間形式も旅行感があって好きでしたが、よりプライバシーが考慮されるようになった感じです。

ただ一点注意する必要があるのが、二等船室は船内の中央にあるのですが、材質の関係か私のauのスマートフォンでは電波がまったく入りませんでした(後述のラウンジでは、四国沖など陸地から結構離れた場所を除きほぼ圏内でした)。

 

次に個人スペースですが、

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(入り口から)

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(奥側から)

 

このような具合となっており、サイズは大体タテ×ヨコ×高さが185×75×75くらいとなっており、173cmの私くらいなら窮屈でなく、あぐらなら座れるくらいのスペースとなっていました(あとは枕と布団2枚、自分で敷く形式の洗い立てのシーツが付いています)。

入り口のカーテンは遮光カーテンとなっており、締め切ると外の明かりがついていてもかなり真っ暗になりましたね。

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(奥側に照明が一個付いており、十分な明かりが確保されています。その下にコンセントが一基ついていますが、高さが45cmほどあるのでコードの長さには注意してください。ちなみに個室以外にラウンジにもいくつか自由に利用できるコンセントがあり、電源には困ることがなさそうな印象でした)

 

③ラウンジの食事メニューのバリエーションがより豊かに!

船内中央には食事・談笑のためのラウンジがありますが、その壁沿いにはびっしりと自動販売機が。

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東九フェリーには食堂は設置されておらず、食事はこの自動販売機で各自購入し、備え付けのレンジで解凍して食べることになります。

自動販売機は主食(ご飯ものや麺類など)・おかず系・菓子パン・カップヌードル・アイスなどのお菓子・おつまみ・各種飲料と一通り揃っており、以前よりバリエーションが増えていました。

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(ご飯ものの販売機。価格は100~400円とまあまあ安め。高級なおつまみが600円台で販売されていたのが一番高い値段でした)

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(800円くらいでこれくらいは食べることができます。船内ではあまり動くわけでもないので、私はこれくらいで十分でしたね)

 

とまぁこのような具合で流石新造船、以前よりも快適度が増している印象です!

 

ちなみにそのほかの設備は…

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(男湯・女湯はどちらも同じ作りで、10人位は一度に入れる大きめのサイズとなっています。シャンプー・ボディーソープが備え付けられているほか、船内でタオル・バスタオル・クレンジングオイルなど女性の身だしなみグッズを購入することができます。ちなみに女性向け設備としてはパウダールームが設置されており、以前より女性に便利になっているかもです。ほかにもバリアフリールームやキッズルームなど、様々な方のニーズに対応できる設備が設けられていると感じました)

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(浴場の前にはリラクゼーションルームがあり、ここのリクライニングチェアはとても快適で眠れそうな位でした!)

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(また浴場の隣りにはコインランドリーが2基設置されており、洗濯・乾燥が可能です。ただ結構人気なので、順番待ちが必要になると思います)

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(最上部は展望デッキとなっていますが、唯一残念なのが以前のフェリーよりフェンスが高くなっており、少しだけ開放感が減ってしまったように思います。ただもっとも…)

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(このように行政指導の結果のようなので、こればかりは致し方ない感じです)

 

最後になりましたが、「りつりん」以外の3隻も姉妹船なので、設備はほぼ同様のようです。

結論としては、船内はとても快適に過ごせるように作られており、1日半余りの滞在中に困ったことはありませんでした! 東京から徳島・北九州に行く際は、選択の価値ありと思いますよ~!!

samayoicyarinko.hatenablog.com(乗船中に眺めた船外の景色は、こちらの方でまとめています~)


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