今回は、自転車以外のお話を。
最近はめっきり冷え込んで、なかなか寒風の中自転車を漕ごうという気持ちにもなり切れない感じです。
さてそんな毎日ですが、最近見つけた喫茶店の居心地が良くて、時間を見つけては入り浸っています。今回はそのお店がどのようものか、つらつら紹介してみたいと思います~
まずその場所ですが、大宮駅の東口から左手方向に向かって100mほども歩くと一番街というアーケード街があります。
(大宮駅は西口側よりも、東口側の方が旧来の繁華街の面影を留めているように思います)
この一番街に入ってアーケードの真ん中あたりで左を見てみれば、横道への入り口が開いています。
そして、この横道を突き当りまで歩くと…
このような感じの喫茶店の店先に出くわします。
この喫茶店は"伯爵邸"といって、昭和50年創業のなかなかな老舗喫茶店だそうです。"伯爵邸"という名前からは小洒落た雰囲気を予想しますけど、正直なところ、最初に見かけた時私は若干のうさん臭さを感じてしまいました(笑
けど実際には、良い意味で私の喫茶店に対するイメージを裏切る感じのお店となっていました!
具体的には…
①チェーン店でもないのに24時間営業
夜になるとお酒も出している喫茶店は時々見かけますが、24時間営業している喫茶店は中々ないのではないでしょうか。まずこの時点で、只者でない感が漂ってきます。
②喫茶店とは思えない料理、お酒のバリエーション
喫茶店で食べる食事というとモーニングやランチなどの軽食なイメージがありますが、ランチタイム以降、このお店では本当に様々な料理がメニューに並びます。
定番のパスタやサンドイッチ、ケーキだけでなく、洋食、和食(喫茶店で和食って。おにぎりなんかもありました)、さらには沖縄料理やら中華に丼物(焼肉丼なんてものすらあります)まで、喫茶店というより食堂のような充実っぷり(なんでも、色々な要望に応え続けていたらこうなったのだとか)。
ちなみに飲み物も、コーヒー(豆の種類も豊富です)、紅茶に中国茶やらジュース、お酒も思いつくものはすべて揃えた、って感じのラインナップで、何というか物凄く多国籍な感じです。
③学食を彷彿とさせる大盛りっぷり
さらに圧倒的なのがそのボリューム。ちょっと小腹を満たそう、くらいのつもりだとひょっとしたら食べきれないくらいの大盛りっぷり。
(写真があまりよくないですが、これはランチタイムに頼んだクラブサンドです。厚みが5cm近くあるサンドイッチは、頬張るのに大分苦労しましたね)
写真は撮っていませんが、ランチタイム以降のメニューも、どれも普通のお店なら大盛りになりそうなボリュームです(ケーキも、普通の喫茶店の3割増しくらいのサイズのように思います)。
それでいて料金もサイズを考えればお手頃で、どの料理もとてもおいしいものばかりです。このように食事がやたら充実しているせいか、結構普通に食事に訪れている人も多いみたいですね。
とまあこのように、よく名古屋の喫茶店が色々と凄いといいますが、それとはちょっと違う形で異彩を放つ喫茶店になっているように思います。
※ちなみに内装も色々とてんこもりで、ゴージャス感があふれる仕様になっています
けどお話を伺っていると、今のお店のスタイルになったのはお客さんの様々な要望に応え続けた結果のようです。そのような歴史もあって、お店には多くの昔から来ているんだろうなー、という人が訪れてきています。
それでいて一見サンお断りな雰囲気があるわけでもなく、席ごとの感覚も広いので、あまり他人を気にせず程よい喧騒を楽しむことができたりもします。
良い意味でのカオスっぷりが独特の風情を醸しているので、もし大宮に来るようなことがあればオススメです~
(最後に食べログも紹介します。色々とレビューもあるので参考になると思います~)