自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2013.4.30~5.2 ・ 2014.7.24~7.26)名古屋を越えて浜松へ。そして挑戦は翌年に持ち越して…!

尾張名古屋は、やっぱり城で持つ感じだった。

 

5月1日の15時過ぎ、どうにかこうにか三重県を越えて名古屋市まで到達。名古屋といったら名古屋城!!ということで、まずは泊まる場所を探しがてら名古屋城近辺をぶらついてみる。

名古屋城の周囲は公園として整備されており、お堀をぐるっと回るように城を一周する。途中でかの有名な名古屋城の天守閣も見ることができたが、天守閣はとにかくケタ違いに規模が大きく、昔から色々に賞賛されていただけはある感じ。

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(写真の撮り方が悪くて今いち巨大感が伝わらない気がしますが、この天守閣は18階建てのビルに相当する高さなんだそうです)

 

ほかにも名古屋城近辺には愛知県庁と名古屋市役所があるが、これらは昭和初期の建築物でしばしば採用された帝冠様式を採っており、洋風建築の最上階だけこてこての和風建築が乗っかっている和洋折衷ぶりも、見ていて中々面白い。

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(こちらは愛知県庁です)

 

こうして軽く観光をしながら寝床を探し、最終的にスーパー銭湯で汗を流してから漫喫に泊まることに。宿泊費をケチる分食事は豪勢にしようと味噌カツを食べてみると、流石のボリュームで自転車で消費したエネルギーを取り返せそうな塩梅だったり。

 

こうしてそれなりに名古屋を楽しんで、翌5月2日は名古屋を発って三河方面へ。

名古屋から知立、岡崎へと続く東海道はほぼ一直線で、沿道もいわゆる国道沿いの郊外といった感じで同じような風景が続いていく。だが東海道は1kmごとに、「日本橋から○○km」という標柱が建てられている。この数字が1kmずつ少なくなるごとに、東京に近付いていることを実感しながら先へと進む。

 

一方交通事情はトラックの往来が盛んで車道を走るのは危なそうなので、歩行者がいないことを幸い歩道をゆっくりと漕いでいく。

 

けれども岡崎を過ぎ、豊橋に向かう途中で困ったことに。

車道からコンビニに入ろうとしていた車が、歩道を走る自分が通過するのを待っていてくれたのだけど、その車にトラックが追突する事故が発生。

この事故、厳密には自分は関係ないっちゃないけれど、原因の一端になっている気がしたので放っておくこともできず、そのまま警察の実況見分にも一応参加(幸いスピードが出ていなかったので、けが人のいない軽微な事故でした)。結局実況見分が一段落するまでに1時間半ほどかかり、これに参加してどっと疲れたこともあり、豊橋ではレストランに入って1時間ほどボーっとする。

 

こうして休憩しながら地図を確認。するとどうやら少し先の浜松が、東京-京都間の大体中間地点となる模様。もともとG.W中は2日で切り上げるつもりだったので、ちょうどキリ良く中間地点まで行こう!! と、今回のゴール地点を浜松にすることに。

 

こうして気力が回復した後、浜松へと向かう。豊橋から浜松方面に向かう東海道は、一度坂を下って海岸沿いに出るルートとなっている。強い日差しの下、海を見ながら思えば結構遠くまで来たもんだと考えて、浜名湖の横を通り過ぎて浜松方面へ。

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(坂の向こうには太平洋が)

 

そして15時前には浜松に到着、ここで新幹線に自転車を積み込んで一気に東京へ帰還する。

こうして2013年の挑戦はいったん終わったわけだけど、まだ東海道の道程は半分残っている。と、いうわけで…

 

翌2014年の7月24日、夏休みを利用してカミさんのいる京都方向に、今度は去年到達していた浜松まで自転車で行くことに。まずは今までに何度となく訪れており勝手知ったる小田原まで7時間程度でサクっと移動。この日は小田原城を見学したりしてのんびり英気を養うことに。

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(小田原城天守閣前。以前訪れた時よりも城の遺構が復元されており、改めて楽しむことができました)

 

小田原までは既知の道だが、明日はいよいよ未知の領域、しかも「天下の険」とも称される箱根峠に挑戦する。

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2年越しの東海道制覇への道、いよいよ後半戦に突入です。次は箱根峠から静岡に至る道のりについてまとめたいと思います~

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