青空の下、海沿いをひたすらに走ってきました!
前日は早めに寝たこともあり、疲れはほとんどなく体調も快調。ホテルの朝食をたっぷり食べ、8時前には下関を出発です!
この日の目的地は山口県北部の萩市。下関からはおよそ100kmの行程ですが、せっかくなので方々に寄り道しつつ、日没までに萩に着くのを目指すつもりで国道191号を北上していきます。
(下関の市街地は車通りも多いですが、山陰本線の安岡駅を過ぎる辺りから、徐々に郊外感も増していきます。この日は朝から天気が良く、青々とした海と空を横目に乗る自転車は最高でした!)
そして梅ヶ峠を超え、川棚温泉も過ぎるとしばらくは人家もまばらとなり、海沿いの切り立った崖沿いを走るような格好となってきました。
ゆるやかな上り坂が続く中、ふと右手をみると山沿いに連なった鳥居を発見。稲荷神社でもあるのかなと思っていると、程なくして「福徳稲荷神社」という看板を見つけました。ちょうど走り続けて1時間半ほどになるし、休憩がてらお参りしようとここで最初の寄り道です。
(福徳稲荷神社は、付近に古来からあった谷獄・谷森・谷川稲荷を合祀した新しい神社として、1971年に造営された比較的新しい神社だそうです)
(拝殿から海を臨めば、付近の龍宮島、男島、女島などの島々を一望することができます。ここからの眺めは一見の価値ありなので、付近を通った時はぜひ訪れることをおススメします!! ただ神社までの道のりは勾配が急で、自転車でここまで来るのは少々大変なのでそこは注意ポイントですね)
(拝殿から見て左手側には、稲荷神社らしく千本鳥居参道が)
(千本鳥居参道は断崖の上まで続いており、参道終点の岬からも海岸線を望むことができます。こちらからも美しい景色を堪能できるので、本殿と合わせてお参りすると楽しいと思います!!)
www.google.com(公式サイトなどはなさそうなので、場所などはこちらで参照してみてください)
こうして稲荷神社で絶景を楽しんだのち、少し下って湯玉・宇賀本郷駅付近の集落を抜けていきます。その後は再び海沿いの断崖を走り、特牛(これで"こっとい"と読むそうです)の側まで来たところで「道の駅 北浦街道 ほうほく」で昼食を。
(道の駅に到着した時点で時刻は11時頃。ここでは下関らしく、クジラのカツ丼を注文してエネルギー補給!)
(この道の駅のすぐそばには、この地域の有力者が6世紀に造営した古墳が残されています。マニアックな話ですが、土がなくなって後期古墳の特徴となる横穴式石室が露出しており、その形状は中々に興味深いものでした)
さて、ここから順調に国道191号を進めば程なくして長門市内に入ることができそうです。ただここで、道の駅のスタッフの方から近くの絶景スポットとして「角島大橋(つのしまおおはし)」なる場所がおススメだと教えてもらいました。
そのため2度目の寄り道をすることに決定、一旦県道275号に移って海に突き出た豊北町神田へ行くことに。
すると…
まるで沖縄のようなエメラルドグリーンの海に、その上を走る見事な橋が架けられていました!!
角島付近は海水が澄んでいるのに加えて、貝殻が砕けた白砂が堆積しているためこのような海の色になっているのだそう。
橋上は路側帯が少ないのと風が強かったこともあって島には渡りませんでしたが、ホント、この場所のことを教えてもらって良かったです!!
こうして景色も楽しんだ後は再び国道191号に戻り、さらに東に向かって漕ぎ進むことに。ここから先も色々と見どころや面白い場所がありましたが、そちらはまた改めてまとめたいと思います～
