自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2018.10.29)秋の日光紅葉巡り! ②

前回に引き続き、日光の紅葉具合を紹介していきます~

 

samayoicyarinko.hatenablog.com(前半戦の模様は、こちらでまとめています)

 

さて大笹牧場で一休みした後は、県道169号線を北上して栗山方面へ向かいました。

途中の道のりは、大笹牧場からだと下り基調でとても爽快な感じ。スイスイとこぎ進めればあっという間に栗山、県道23号線との合流地点に到着です。

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(残念ながらこの頃から雲が増え、次第に天気は曇り模様へ。日差しの下で光り輝く紅葉を見られなくなったのは、ちょっとだけ心残りな感じです…)

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(大笹山を下って県道23号と合流する辺りで、黒部ダムと黒部ダム湖が見えてきます。黒部ダムというと富山県のものが有名ですが、こちらの黒部ダムも「日本初の発電用コンクリートダム」だそうで、知る人ぞ知る貴重なダムなのだとか)

 

当初の予定では、時間的に厳しいようなら県道23号を東へ進み、鬼怒川温泉へ向かうつもりでした。しかしこの時点で時刻はまだ12時過ぎ。日没までは結構余裕がありそうなので23号線を西へ向かい、川俣ダムまで足を伸ばしてみることに。

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(川俣ダムに向かう途中、県道23号線の左手側に「蛇王の滝」という滝がありました。こちらも落差100mを越える立派な滝で、滝を眺めつつ丁度良い具合に休憩することができました)

 

さてこの県道23号線は山並みの谷間に作られているため、川俣ダムに向かう道のりは登り坂とはいえ、その勾配はとても緩くて自転車もラクラクと漕ぎ進めることができました。しかし野門トンネルを過ぎた辺りから道は本格的な登り坂へ。

 

そしてひいひい言いつつ山道を登り、視界が開けたところで振り返ってみれば…

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目の前には見事な渓谷が。

 

川俣ダム周辺は瀬戸合峡といって、100m以上の切り立った岸壁が2km以上続く風光明媚な峡谷が広がっています。なんでも「とちぎの景勝100選」の1つに選ばれているそうですが、実際に見てみるとそれも納得な圧巻の光景でした! 

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(毎度おなじみ、複数の写真をつなげてパノラマっぽく。100m以上の岸壁を眺めていると、吸い込まれてしまいそうでしたね)

 

そして視界が開けた場所に出ると、程なくして見晴台が。

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(こちらの展望台から眼下を見下ろせば…)

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(紅葉と三俣ダムを一望することができました)

 

この見晴台から景色を眺めて気が付いたのですが、三俣ダムのすぐ側に吊橋がかかっています。なんでもこの吊橋は「渡らっしゃい吊橋」といって、眺望を楽しむため2004年に架けられたものだそうです。

と、いうことを聞いたので、さっそく吊橋まで行ってみることに。

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(渡らっしゃい吊橋は、三俣ダム管理事務所の横から行くことができます。元々はダム管理用の一環で用いられた橋だそうで、入場料の類は必要ありません。ただ16時に入口が封鎖されるため、時間には注意が必要です ※それから冬季も、危険なため閉鎖されるそうです)

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(入口から10分余りも歩けば、目指す吊橋はすぐそこです)

 

さてこの吊橋、橋の長さが75mなのに対し高さが125m、橋の長さより高い場所に架けられた吊橋は全国でもこれだけだそうです。

実際吊橋に立ってみると結構高さが感じられ、

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真下を覗くと、足がすくんでしまいそうで満足にのぞき込むことができませんでした(笑

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(断崖に生えた木々が紅葉に染まり、ステキな光景に)

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(そして振り向けば、これまた巨大な川俣ダムが眼前に)

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(ちなみにダムから眺めた吊橋の様子は、こんな具合となっていました)

 

こうして瀬戸合峡の眺めをたっぷりと堪能していると、気が付けば時刻は14時頃となっていました。そろそろ日没も気にして走らなくてはいけない時間帯となったため、今度は来た道を戻ってさらに東へ向かい、鬼怒川温泉方面に向かうこととしました。

 

その道中も色々とキレイな景色を眺めることができたので、日光の様子はまだまだ引き続き紹介していきたいと思います~

samayoicyarinko.hatenablog.com(続きはこちらでまとめました)

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