前回に引き続き、大地の芸術祭で訪れた場所について紹介していきます!
samayoicyarinko.hatenablog.com(最初に訪れた場所は、こちらで紹介しました!)
さて9月10日も大地の芸術祭を再訪してきたわけですが、まずは最初に、津南からさらに山に分け入った中里エリアに行くことに。
この中里エリアで、私たちが最初に訪れたのがこちら。
日本三大峡谷の1つ、清津峡です!(これで晴れていたら最高だったのですが…)
この峡谷は柱状節理と言って、マグマが冷え固まって四角柱のような形になった岩壁が有名です。ただ岸壁がもろいせいで落石事故が発生しやすいらしく、現在遊歩道は閉鎖されてしまっています。
そして遊歩道の代わりに…
現在は観光用の渓谷トンネルが整備されており、トンネルから渓谷を間近に観察することができるようになっています。また大地の芸術祭の期間中は、それに加えてアート作品も楽しめるように趣向が凝らされていました。
(トンネル内はところどころに横穴が設けてあり、そこから渓谷を眺めることができます)
(間近で眺める峡谷の様子や柱状節理の岸壁はどれも迫力十分で、さすが日本三大峡谷といった感じでした!)
(そして大地の芸術祭の期間限定かはわかりませんが、トンネル内は様々な色の照明が用いられていてそこはかとない異世界感)
(照明の具合一つで大分印象も変わるため、歩いていて飽きることなく楽しめました!)
そして1kmばかり歩き続けると、トンネルの終点に到着です。終点は…
正面に展望が開けているだけでなく、この大地の芸術祭の期間から水鏡が設置されてとても不思議な雰囲気の空間となっています。荒々しい清津峡の自然とアートのコラボはどちらもとても楽しめるので、訪れるのが少々大変ですがおススメです!!
そして清津峡谷を楽しんだ後は、峡谷に来る途中で見つけ、気になっていた古民家へ。
地域活性化の一環として、大地の芸術祭ではいくつかの古民家をアート作品として再生したり、宿泊施設化して集客を図っています。
こちらの古民家もそのようなアートの1つで、東京電機大と共立女子大のゼミ生たちが運営している「うつすいえ」というものです。
(内部では、光ファイバーを用いて越後の星空を再現していたり…)
(おもいをなう、ということで参加型の展示として、訪れた人たちが少しずつなった縄が飾られていました。私たちが訪れた時点で、縄の長さは1.5kmほどになっていたそうです)
(と、いうわけで私たちも縄ないにチャレンジ。これくらいなうのにも、思った以上に時間がかかってしまいました。このように縄をない、様々な道具を作っていた先人たちはスゴイなぁ、と思うばかりです)
(ちなみにこちらは展示…ではなく、もともとこの家に残されていたものだそう。うっかりさんなネコが歩いてしまったのでしょうか。このような歴史の痕跡を楽しめるのも、古民家の良さかもしれませんね)
(そして他にも気になっている展示を見に行くため、中佐都エリアから松之山エリアへ。途中、2006年に公開され、代表的なアートとして有名な「たくさんの失われた窓のために」も見学。これはこれで、趣があると思うべきでしょうか…やっぱり、晴れた日に改めて見に行きたいです)
(そして松之山エリアでも、パンフレットで見かけて気になっていたいくつかの古民家を見学。まずはこちらの「ドクターハウス」へ)
(空間が歪む的な)
(この建物はかつては名前の通り、地域の診療所として使われていたそうです。建物の一角では、当時の診察室が再現されていました)
(そしてこちらの築150年の古民家も…)
(「脱皮する家」という名前で、建物全体がアートとなっています。脱皮、ということで家中を彫刻刀で掘り抜き、建物に新たな息吹が吹き込まれた感じとなっています。こちらも、予約すれば宿泊することも可能なのだそうです)
こうして今年は2日間使って、今まで訪れたことのないアートもいくつか見ることができました。2日ともあいにくの天気だったのが残念ですが、次の機会には、また自転車で走ることにチャレンジしたいと思います!