自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2018.8.24~25)18切符で東北へ! 世界遺産平泉から港町酒田へ!

一関市内を堪能した後も、平泉や酒田などあちらこちらへと足を伸ばしてみました!

 

samayoicyarinko.hatenablog.com(初日の様子は、こちらにてまとめました!)

 

平泉は、平安時代に隆盛した奥州藤原氏が本拠地を置いた場所。奥州藤原氏の建立した寺院や庭園がそこかしこに残されています。そのすべてを観光するには丸一日必要でしょうが、今回は時間の関係で中尊寺だけ見物していくことに。

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(さすがに中尊寺界隈は盛況で、平日でしたが観光客でごった返していました)

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(苔むした境内をぶらぶらと)

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(前回紹介した骨寺村の荘園は、この経蔵の別当が所領にしていたとのこと)

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(国宝でもある金色堂は、残念ながら写真撮影はできません。しかしその豪華絢爛な様子は、さすがに圧巻の一言でした。こちらは鎌倉時代に作られ、昭和まで金色堂を保護していた旧覆堂です)

 

さて、このように平泉観光をした後は一関に戻ってレンタカーを返却、再び18切符を使って秋田まで移動します。そして秋田市内で一泊したわけですが、今回の旅行では秋田は単に宿泊しただけで、特に観光することはできませんでした(時間と予算に余裕があれば、五能線など秋田県内も堪能したかったのですが…)。

 

ではどこを訪れたのかというと、翌8月25日は山形県西部にある酒田市を訪れてきました! 酒田市は江戸時代に西回り航路の重要拠点として発展、今日でも山形県第三の都市として、日本海側の中心地となっています。

 

そんな酒田をぶらつこうと酒田駅までやってきたのですが、駅前の観光案内所にて、無料でレンタサイクルの貸し出しをやっているのを見つけました。この日は雨も降っていなかったので、早速レンタサイクルでぶらぶら市内を観光することに(レンタサイクルはママチャリです。酒田市内は自転車でめぐるのに手ごろな大きさなので、のんびりぶらつくのに丁度良かったですね)。

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(ちょうど甲子園が終わった直後だったので、秋田市内は金足農業フィーバーで凄いことになっていました。そんな秋田から電車で南下、目指すは山形の酒田です)

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(到着したのがお昼時だったので、まずはこちらの「満月」で腹ごしらえ)

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(酒田はワンタンメンの本場だそうなので、ワンタンメンを注文。少々暑かったので冷やしワンタンメンなるものを頼みましたが、これが絶品でした! 魚介系のスープなのですが、あっさりとした上品な味わいでおいしかったです)

www.sakata-mangetsu.com(酒田を訪れるなら、ぜひ一度食べてみてください!!)

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(腹ごしらえした後は、観光スポットとして有名な山居倉庫へ。この倉庫は今でも現役の米蔵となっていて、物流の拠点として明治以来活躍してきました。私は世代ではありませんが、かの有名な「おしん」のロケ地にもなったのだとか)

 

山居倉庫を見学した後は、日本の夕日百選にも選ばれた日和山公園へ。

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(日和山のすぐ側で見かけた野良ネコ。珍しいオッドアイの白猫でした)

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(日和山のすぐそばには、「おくりびと」のロケに用いられた旧割烹、小幡という建物が残されています)

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(そして日和山のすぐ近くには、日本で唯一2体の即身仏をお祀りしている海向寺があります。即身仏とは、人々を救済するため厳しい修行をへて、瞑想状態のまま土中で即身成仏した僧の遺体のこと。お寺の方に案内してもらいましたが、「命あっての物種」とも言いますが、他人のために自分の命を絶つという行為は、何というか、圧倒されるものがありました)

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(こちらのお堂の中に、即身仏は安置されています。お堂は酒田の市街地を向いて建てられていて、即身仏は入滅から200年以上たった今も、酒田の街を見守り続けているそうです)

 

こうして酒田市内を一通りめぐった後は、親戚の集まる新庄まで一直線です。途中、酒田と新庄を結ぶ陸羽西線が大雨の影響で運転を休止しており、代行バスに乗るアクシデントもあったりしましたが、無事新庄に着くことができました。

 

こんな感じで東北をぶらついて参りましたが、色々と見どころがたっぷりで楽しむことができました! 駆け足な行程で訪れることのできなかった場所もたくさんあるため、また機会を作り、またあちこちぶらつきたいものです。

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