夏の濃い青空の下、たっぷり自転車を堪能してきました!
前回の記事で記したように、今回の休みは渋峠にチャレンジ! …のつもりでしたが、残念ながら通行規制のため渋峠は断念。
けれども気分的には違う所に行く感じでもないし、渋峠の近くに何か良さげな場所はないか調べてみると、嬬恋村周辺にパノラマラインなるものを発見しました。
調べてみるとこのパノラマライン、眺望が良好でドライブコースとして大人気の模様。これはもう行くしかないと、早速輪行で吾妻線の終点の大前駅へ。パノラマラインをぐるっと一周する腹積もりで、今回の遠出もスタートです!
さて今回の行程ですが、パノラマラインは国道144号線(長野街道)を境に北ルートと南ルートに分かれています。そこで私は大前駅から県道235号線に向かい、北軽井沢嬬恋ゴルフ場からパノラマラインに入るつもりでした。しかし、ここで小トラブルが。どうやら道を間違えてしまったらしく、県道235号線に入るつもりがそのまま国道144号線を進んでしまうことに。気が付いた時には今更戻る気にもなれず、今回は南ルートには行かずに北ルートだけを走ることとなりました…
(予定外の国道144号線ですが、この道沿いは古来から長野街道として整備されており、この大笹関所跡をはじめとして色々な遺構も残されていました。こちらはこちらで楽しむことができたので、結果オーライな感じです)
(144号線の左手側には吾妻川。パノラマラインと合流するまで、144号線は川に沿いながらひたすらゆるやかな登り道が続きます。体感的には、今回の遠出はこの区間が一番しんどかったかもですね)
(嬬恋と言ったらキャベツ。なんでも全国の生産量の半分は嬬恋村が占めているのだとか。実際パノラマラインの道沿いでは、そこかしこでキャベツ畑を見かけることとなりました)
(視界一杯に広がるキャベツ畑!!)
さて144号線をひいこら登り、田代の集落を超えた辺りでこんな看板が。
この交差点を左折すると南ルート、右折すれば北ルートです(パノラマラインの交差点には必ずこのような標柱があり、道に迷うようなこともありませんでした)。ここで私は右手へと向かい、北ルートに行くことに。
北ルートは144号線と県道56号線を結び、嬬恋村北部の高原地帯を走るルートです。集落内を走る一部分をのぞき信号は全く存在せず、さらに車の往来も少な目で自転車でも気楽に走ることができました! ただしアップダウンも結構あるため、後半戦はところどころで自転車を押して歩くこととなってしまいました(笑
さてそんな北ルート、走り始めてから3kmほどでこんな看板が。
嬬恋→妻に恋、ということなのでしょうか、北ルートに入ると程なくして「愛妻の丘」という場所がありました。なんでも毎年9月には「キャベツ畑の真ん中で愛を叫ぶ」なるイベントも開催されるそうで、デートスポットとして中々に有名みたいですね。
(愛妻の丘の頂上には愛妻レターボックスが。なんでもここに手紙を投函すると、特性のスタンプと共に手紙を送ってくれるそうですよ~ ※切手の代金は、一緒にこのボックスに入れれば良いみたいです)
tsumatabi.com(こちらのサイトで、愛妻の丘について詳しく紹介されています~)
またこの愛妻の丘、周囲には視界を遮るものがないのでまたとない絶景スポットとなっています。私が訪れた時も、まだ午前中だったのでモヤもでておらず、浅間山など周囲を山並みを楽しむことができました!
(手前にあるのが田代湖、遠方に見える山並みは左から順番に浅間山、黒斑山、水ノ塔山、東篭ノ登山、西篭ノ登山、小桟敷山、桟敷山となります)
(また後ろを振り返れば、真田家が守護神として信仰したという四阿山が)
(パノラマラインに来たのだから、ということで360°のパノラマ写真も。この通り、この丘からは周囲を一望することができてとても爽快でした!!)
(そしてここでお昼時となったので、丁度良い木陰で持参したおにぎりを頬張り昼食を。なんだかんだ涼しくはありませんが埼玉に比べると随分とマシで、木陰にいれば汗も引いてくる程度だったので助かりました。ただこのパノラマライン、この愛妻の丘くらいしか休憩スポットがないので、今の時期は熱中症にも注意して走る必要がありそうです)
この愛妻の丘近辺がもっとも眺望の良い場所でしたが、パノラマライン沿いはここ以外にも色々とステキな場所がたくさんありました! その模様は、次回の記事で改めて紹介したいと思います~
samayoicyarinko.hatenablog.com(続きはこちらでまとめました!)