今回も自転車ではありませんが、今年度の疲れを癒しに温泉に行ってきました!
と、いうわけでカミさんと電車を乗り継いで、訪れたのは群馬県の中之条駅。
ここからバスで40分程度の山奥に、歴史ある温泉街な四万温泉があります。
(温泉街の中にはこんな具合の飲泉所があったり共同浴場があったりと、古き良き温泉街の雰囲気が漂っていました)
そして今回、私たちが宿泊したのがこちら。
現存する最古の木造湯宿建築で、「千と千尋の神隠し」のモチーフにもなった積善館です。こちらのお宿は本館、山荘、佳松亭の3棟があるのですが、一番歴史の古い本館は湯治棟となっており、比較的リーズナブルに宿泊することができます。
私たちが宿泊したプランだと朝、夕食がついて8,000円となっており、とてもお得だったように思います!
(湯治棟ということで布団の上げ下ろしは自分たちで行う必要がありますが、逆に言うと自分たちのペースでのんびりできてこれはこれで良かったですね)
(また館内には明治期以前の古い客室が保存されている区画があり、そちらも風情たっぷりで良い塩梅でした)
(増改築を経てそれぞれの建物は複雑に結びついており、ただの移動も探検気分で面白かったです。ちなみにこちらは本館と山荘を結ぶトンネル部分、昭和初期の建築だそうです)
到着後は湯治気分で温泉を堪能したわけですが、積善館は全部で4つの温泉があり、それぞれに特徴があって良かったです。個人的に一番気に入ったのは本館横にある元禄の湯。
(この写真は、積善館HP(http://www.sekizenkan.co.jp/)から引用していました)
この浴室は昭和5年に建築されたもので、昭和モダンな内装が何ともオシャレな感じです。また温泉がややぬるめで、熱いお風呂があまり得意でない私でも長湯ができたのが良かったですね~
www.sekizenkan.co.jp(こちらが積善館の公式HPです)
と、こんな具合で温泉を堪能した翌日は、せっかくなので四万温泉付近も散策することに。
(四万温泉付近にはいくつか滝があるそうですが、温泉の入口付近では桃太郎の滝なるものを発見しました。この付近の水は鮮やかなターコイズブルーをしており、はじめて見た時は驚いてしまいました)
この桃太郎の滝から国道353線にそってもう少し下っていくと、群馬県の天然記念物、四万の甌穴〔おうけつ〕群なるものが。
(甌穴とは、このように浸食によってできた丸穴のことです。自然にこんな真ん丸の穴ができるとは不思議なものですね。この付近には、大小合わせて8つの甌穴がありました)
(この付近は上流と水の色が違うだけでなく、とても澄んでいて透明度が高かったです! この写真、水深が3mくらいありそうなのですが底がクッキリと見えて驚きです)
(このように澄んだ水面を眺めつつ日向ぼっこをしていると、いつまでもここでいられそうでした!)
(そして長居をしてしまい、うっかりバスを一本逃してしまったので喫茶店で時間つぶし。甌穴群は観光名所となっており、付近にはこの喫茶店以外にお土産屋さんなどもありました)
www.ouketsu.net(こちらを見ると、付近の観光情報など一層わかりやすいと思います~)
(こうして四万温泉を堪能した後は、電車を待ちがてら群馬名物の焼きまんじゅうを食べて、今回の小旅行はおしまいとなりました)
とりあえず、あと1週間少々で今年度も終わって新年度になりますね。
私事ですが、新年度から職場が変わるのでその前に良いリフレッシュができたように思います。これから一週間はのんびりしつつ英気を養い、新年度に備えておこうと思います~