自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2017.9.16)ツール・ド・東北体験記! その1

と、いうわけで東北を走ってまいりました!!

 

前回のブログでも記したように、ツール・ド・東北は東日本大震災を機に、河北新報社とヤフーが共催するようになった震災復興支援イベントで、この大会の趣旨は順位を競うレースではなく、津波の被害を受けた宮城県沿岸部を走りながら現地の現状を見てもらうことです。

大会は9月16,17日に行われましたが、私たちが参加したのは初日に行われた奥松島グループライド&ハイキングです。集合時間が午前9時過ぎに設定されていたため、金曜日のうちに現地入りしようと仕事が終わったらすぐに自宅に帰り、取るモノとってすぐに新幹線に飛び乗り東北へ。

 

今回私たちは、会場となる石巻から少し離れた女川にて宿泊しました。

泊まった場所は女川駅のすぐ横にあるほ「ホテル・エルファロ」というところです。

hotel-elfaro.com(こちらが公式サイトです~)

 

さてこのホテルですが、

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このように宿泊施設がすべてトレーラー・ハウスとなっていて、バンガローが集まったキャンプ村のような雰囲気でした!

ちなみに私たちが宿泊した三人部屋は

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こんな具合の落ち着いた内装でバス・トイレ完備。それでさらに朝食に女川の海の幸を楽しみつつお値段1泊約6000円と、非常にお得な感じになっていました!!

 

さて女川といえば、東日本大震災で特に大きな被害を受けた地域の1つです。私は以前2012年の春に訪れたことがあるのですが、その時はまだあちこちに瓦礫が積み上げられており、また線路も復旧していないような状況でした。

それから5年、震災からは6年たった女川の現在は…

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(津波の被害を受け、住宅地は高台への移転が進められています。町の各地は盛り土でかさ上げがされており、土地が低い海の周辺は商業施設を中心に再建が進められています。とはいえすべてが完了したわけではなく、まだまだ町の各地では工事が続けられていました)

f:id:samayoicyarinko:20170920005445j:plain(一方で現在では仙石線も完全復旧し、駅舎も新しいものが再建されて駅前周辺は見違えるように変化しています。特にツール・ド・東北の期間中はエイドステーションが設けられており多くの人で盛況となっていました)

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(駅前に新たに作られた「シーパルピア女川」では様々な新鮮な海の幸を楽しむことができます。個人的に感動したのがこの生うに、すごく新鮮でまったくクセがなく、いくらでも食べられそうでした!!)

onagawa-mirai.jp(各種のお店の詳細は、こちらで紹介されています)

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(女川を訪れた大会参加者を、女川の人たちは大漁旗を振りながら出迎えてくれました。これは女川に限った話ではないのですが、大会の期間中は各地で色々な人から声援をもらいました。このように声援を受けつつ走ることができるのは非常に珍しいことで、私たちも良い思い出となりました!)

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(高台から眺めた女川の海)

 

このようになっておりました。

 

女川に限らずそこかしこで震災の傷跡は残り続けており、私たちもあちこちで色々と考え込むこととなりました。

ただそれはそれとして、やはり自転車で走っていて色々と楽しかったのも事実です。次回は実際に私たちが走った、奥松島グループライド&ハイキングの様子について紹介したいと思います~

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