自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

自転車×オーシャン東九フェリーの利用ポイント!

今回は久しぶりに、自転車旅行の役に立ちそうな情報をまとめたいと思います~

 

私事ですが、以前ちらっと触れたように3月はほぼ仕事がお休み、という夢のような状況です。なので今回は時間をぜいたくに使い、久しぶりにオーシャン東九フェリーで遠出しようと考えています。

 

(2012年に四国に行った時の写真。当時はまだ大学院生でした)

 

オーシャン東九フェリーは東京港と徳島港、そして北九州港を結び長距離フェリーです。今回は、自転車旅行でこのフェリーを利用するポイントをつらつらまとめてみたいと思います~

www.otf.jp(こちらが東九フェリーの公式サイトです)

 

□東九フェリーのメリット・デメリット

① 移動中の肉体的負担がかなり小さい(海が荒れてなければ)

電車を用いた輪行の場合、特に長距離を移動する際は何だかんだでずっと座席に座っていても結構疲れてしまうものです。また新幹線は別ですが、在来線で長距離を輪行する場合、地味に乗り換えが大変だったりします。

一方でフェリーは、一旦乗ってしまえば船内を自由に歩き回ることができるし、休む時は完全に横になることも可能です。また東九フェリーはどの船も大浴場が設置されており、汗を流してサッパリできるのも他の移動手段にないメリットです

ただ、万が一船酔いになってしまったりした時は、当たり前ですが途中下船ができないので結構大変かもしれません。東九フェリーはいずれも排水量12,000㌧級の比較的大きな船なので、今まで私が乗った時は殆ど揺れは気になりませんでしたが、酔いやすい方は酔い止めの準備をした方が良いかもです。

 

※ちなみに東九フェリーでは「揺れたけどちょっと得した気分になれる」プレゼントとして、航海中船内備え付けの「傾斜計器」が10度以上と測定された場合に限り、船内にてオリジナルクオカードを配布しているそうです(公式サイトによれば、2007年度は年間を通じて10回ほどクオカードを配布したそうです)

 

② 輪行袋を利用すれば、ちょっとお得に移動可能かも

フェリーの乗船料金は一番価格の安い二等船室で

東京~徳島間  11,850円

東京~北九州間 16,430円

北九州~徳島間   9,030円

となっており、これはほぼ同じ区間の新幹線の代金よりもおおむね4,000~5,000円ほど割安な価格となっています。もちろん新幹線と比べるとはるかに時間がかかるわけですが(東京~北九州間が一昼夜ほどかかります)、時間さえあれば浮いたお金を旅行中の贅沢にまわせるかもです。

 

※その後料金が改訂され、2022年現在の二等船室の運賃は

東京~徳島間  13,610円

東京~北九州間 19,260円

北九州~徳島間 10,400円

になっています。

 

1つだけ注意しなくてはいけないのが、自転車をそのまま船内に持ち込むと車庫に駐輪することとなり、自転車も運賃が必要となってしまいます。一方で輪行袋に入れて船内に持ち込むと手荷物扱いとなるため、運賃はかかりません。運賃は2,380円(北九州~徳島間)から3,160円(東京~北九州間)ほどかかるので、輪行袋を持っている人は輪行するのをおススメします(逆に言うと、輪行袋を持っていない方もフェリーを使えば遠隔地まで自転車を持っていくことができますね)。

 

最後になりましたが、東九フェリーは2016年に機材を更新し、現在就役しているのは新造船ばかりのようです。来週の月曜日(2/27)に乗船するつもりなので、船内の様子などまた改めて紹介したいと思います~

 

(2017.2.27~3.1にかけて、実際に乗船してきました!)

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