前回に引き続き、平渓線沿線のことを紹介したいと思います~
猴硐に続いて私たちが訪れたのは、猴硐から2つ離れた十分〔シーフェン〕という街。この街は平渓線沿線では最も大きな街らしく、駅前の商店街は人々でごった返して、とても活気にあふれていました。
(十分駅前は、私たちのような観光客でごった返していました。けどどちらかというと、私たちの様な外国人よりも台湾人の観光客が多かったように思います)
まず駅を降り立って驚いたのは、みな当たり前のように線路上を行ったり来たりしていること。
この写真のように街の中心部を単線の線路が走っているのですが、ごくごく普通に線路敷地内に入っており、私からすると軽くカルチャーショックな光景でした(電車が近付いてくると、警笛を合図にみな蜘蛛の子を散らすように線路から立ち退いてました)。
そして当たり前のように踏切なんてものはなく、電車がやってくると日本的な感覚ではヒヤヒヤもんの光景も見られたりします。
(電車と家々の軒先の距離はもの凄く近いんですけど、まぁこんなもんだと思えば危なくは感じませんでした)
さてこの十分ですが、それこそ街のあちらこちらで、打ち上げロケットか!! という勢いで風船のようなものを空にボンボン飛ばしています。
(商店街のいたるところで、このような光景を見ることができます)
(結構長時間飛ぶことができるみたいで、肉眼では見えない位遠くまで飛んでいってました。おそらく誰かが拾いに行くのでしょうけど、かなり大変だと思います)
これは「天燈」というらしく、願い事を書いて飛ばすと願い事が叶うのだそう。結構待ち時間もあったため私たちは飛ばしませんでしたが、空を飛びまくる天燈を見ているだけでも、中々に壮観で楽しいものがありました(ちなみに天燈の色によって値段が違いますが、大体150~350元で天燈飛ばしができるみたいでした)。
このように十分はとても活気のある町でしたが、少々人に疲れてしまったので路地に入ってみることに。するととたんに人の数が少なくなり、これはこれでいい感じ。
(路地に入ると、雰囲気が随分と変化します)
(だれる猫 @ 十分)
こうして人通りが少ない所でひと休みした後、日が暮れる前に台北まで戻りました。
ちなみに十分から周遊券を使って乗車した場合、周遊券の適用区間外となる瑞芳から台北までの電車料金は、別途支払う必要が生じます。
そこで私たちは台北駅に到着した後、改札前の駅員さんに"我是徒十分来的"(私は十分から来ました)と書いた紙と周遊券、それから悠遊カード(※台湾版Suica)を差し出してみました。すると駅員さんも察してくれたみたいで、瑞芳から台北までの運賃をカードから引いてくれましたね。
さて、ここしばらくは自転車と関係無い話を続けましたが、こんな具合で台湾旅行を満喫してきました! 前から一度訪れたい場所でしたが、行ってきて良かったです!!
それに今回訪れたことで、ある程度様子も知ることができました。いつかまた訪れて、今度は現地でスポーツ自転車をレンタルし、国内のように自転車で旅したいモンですね。
ホント、台湾は良い場所でした!!
(最後に、宿泊した鳥来の全景を)
~オマケ~
台湾料理について少し触れると、大体どの料理も値段的には日本よりやや安めで、旅行者には有り難かったです。そしてそれ以上に有り難かったのが、どれもハズレがなくておいしかったことですね。
せっかくなので、旅行中に撮った食事の写真も載っけておきます~
(台北市内で食べた火鍋。お昼時に小蒙牛〔シャオメンニョー〕というお店で食べたのですが、500元くらいで120分間食べ放題、それでいて味もとてもおいしかったです!! 私たちが行った時は日本語ができる店員さんはいませんでしたが、携帯電話を見せあいながら筆談することで、大体は何とかなりました)
(お店の外観。ズラッと並んだスクーターが壮観です)
(こちらはお店に関するHPです)
(十分で食べた屋台料理)
(台北駅の地下街には、こんなお店もありました)
(一個10元で、様々なネタをテイクアウトすることができました。台北市内なら、日本食を食べたくなってもそこかしこで食べることができそうです。市内では松屋、吉野家、ココ壱なんかも見かけました)
※ほかの平渓沿線のことはこちらまで。
samayoicyarinko.hatenablog.com
※その他の訪れた場所のことはこちらにまとめました。
samayoicyarinko.hatenablog.com
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