2013・2014年の自転車旅行は、東海道の完全制覇を目標に出かけてきた。
当時はカミさんの職場が京都にあり、月2回程度東京と京都を行ったり来たり。そのような中、
普段は新幹線を使って移動しているけれど、一度京都と東京の間を自力で移動したい → ちょうどいい具合に、古来より京都・東京間は東海道が整備されている → これはもう、東海道を自転車で行くしかない!!
と、このような思考回路をへて自転車で京都・東京間を漕ぐことを決意。
とはいえ、さすがに500km超の道のりを一度に制覇するのは体力・日程的にも厳しいのも確か。なので実際には、2013年のGW、2014年の夏休みと2回にわけて東海道を走りぬくことに。
と、いうわけでまず最初の挑戦となった2013年の4月30日。
この時はまず京都までは新幹線で移動し、京都で遊んだ後にカミさんの家から東京方面に向かって漕いで行くことに。
けれども30日はあいにくの雨模様。急ぐ旅でもなし、雨が止んでから走り出そうと考えている内に、あっという間に時刻は12時頃。けれどもようやく雨が降り止んだので、お昼過ぎにまずは京都の三条大橋に移動して、三条大橋から東京に向かって走り出すことにする。
山科方面から大津に抜ける途中で道に迷い、1時間程度さまよったりもしつつも何とか15時前には草津付近に到着。以前に草津に来た時はかつて自分が暮らしていたところしか見ていなかったため、今回は宿場の方に行ってみることにする。
宿場跡は草津の駅からほど近い所にあり、中でも本陣跡はかなりの大きさ。
※なんでも、東海道全体で見ても最大規模の大きさなんだとか。
訪れた時は定休日で中に入ることはかなわなかったが、外から眺めるだけでも往時を偲べてそれなりに満足できる感じ。
(草津宿本陣跡前にて)
このような具合で草津界隈を少々ぶらついた後、次いで琵琶湖沿いから東に離れて甲賀方面へ移動していく。
しかしこの時点で、すでに時刻は16時過ぎ。距離的には京都を発ってからまだ40km程度しか漕いでおらず、体力的には余裕のある状態だけれど、この先の鈴鹿峠は箱根峠や「佐夜の中山」と並ぶ東海道の難所として有名なところ。
なので今回は大事をとって、三雲付近でビジネスホテルを探して投宿することに。
(三雲付近の野洲川の前で。何もない所でしたが、そののどかさがいい感じでしたね)
幸いすぐにビジネスホテルが見つかり、ゆっくり体を休めることができた。こうして余力を残しつつ30日は休み、いよいよ明日からが本格的な挑戦のはじまりとなる。
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去年、一昨年に挑戦したこの東海道の旅が、私が今までに行った自転車旅行の中では最も長距離を走ったものになりますね。かなりの距離を走っただけに道中では色々とありましたが、その模様についてはおいおいまとめようと思います。
そして私事となりますが、明日から8月6日までカミさんと共に台湾へ旅行に行ってきます。なのでしばらくはブログが更新できなくなってしまいますが、せっかくの夏休みその①(その②は自転車旅行をするつもり)なので、思い切り楽しんでこようと思います!!