自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

(2012.1.3)筑波りんりんロードに行ってみた。

年明けの挨拶も終わり、暇を持て余して筑波山に行こうと思い立つ。

 

つくばりんりんロードは筑波鉄道の跡地を再整備して作られた、全長40km程の自転車道。前々から雑誌などに取り上げられていて気になっていたこともあり、早速秋葉原駅からつくばエクスプレスを利用してつくば駅まで。

 

つくば駅から東へ2,3kmほど進むとサイクリングロードの看板。道を左に曲がり、まずは北側の岩瀬駅まで行ってみることにする。

りんりんロードはかつて鉄道だっただけあってほとんど起伏もなく、道もまっすぐが基調の走りやすい道。またかつて駅だった場所も休憩所として整備されており、トイレ休憩などに困ることはまったくない。加えて三が日から自転車に乗るモノ好きも少ないのか、自転車を見かけることも殆んどなくスムーズに漕ぎ進むことができる。

 

りんりんロードに入ってから5kmほど進むと、目の前には筑波山。

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(西側が男体山、東側が女体山と呼ばれ、山の威容は「西の富士、東の筑波」とも称されたとか)

 

サイクリングロードは、この筑波山の西側を回り込むようにして続いていく。

(筑波山は途中までなら自転車でも上がれるようですが、新年早々山登りもつらいかな、と思い今回はパス)

季節が冬なので花などはほぼ咲いていないが、サイクリングロード沿いは"ザ・田園地帯"といった感じでのどかな光景ばかり。

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(と、言っている割にはあまり写真は撮っていなかったり…漕いでるとつい走るのに夢中になって、いつも写真を撮り忘れてしまいます…)

 

昼食は、道沿いの個人経営っぽい居酒屋さんのランチメニューを食べる。特に会話をしたわけでもないけれど、普段行くこともない場所で、まったく知らないお店に入ることで程良い非日常感を味わってから更に先へ。

 

そして2時間ほどで岩瀬駅に到着。この時点でまだ13時前だったので、最初はこの岩瀬駅から輪行で帰るつもりだったけれども、帰りもつくば駅まで漕いでから帰ることにする。

 

一回走った道であっても、往路と復路、進む方向が逆になるだけで随分と印象は変わってくる。さらに往路では気が付かなかった光景などにウキウキとしながら、つくばを越えて土浦方面まで漕いでみる。

 

すると途中で小さな山を発見。近くの案内板を見てみると、どうやらかつてこの付近に勢力を持っていた、小田氏の居城跡らしい(小田城と言うみたいです)。

ちょうどこの小田氏、自分がたまに覗いていた2ちゃんねる戦国時代板にある「戦国ちょっといい話」 「戦国ちょっと悪い話」スレで話題になったことがあり、まさかその居城を見られるなんて思っていなかったので、得した気分で発掘作業中の城跡をぐるっと見学。

※詳しくは「小田氏治 いい話」とかで検索すると出てきますが、戦国時代に小田氏当主だった小田氏治は、「天才的な戦下手」と言われる位とにかく戦に弱かったようです。けれどもすぐに滅亡するわけでもなく、気がつけば復権し、そしてすぐまた敗北するというお約束を何回も繰り返したりしています。それでいて何故か領民や家臣にやたら慕われていたりして、不思議な魅力のある人物です。

 

そんなこんなで土浦までの道のりを楽しんだ後、つくばに戻って再び輪行で秋葉原まで行き、後は自宅までは漕いで帰り、筑波散歩はこれにて終了。

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このつくばりんりんロードは、都内から電車一本で行けるにも関わらず、とてものどかな光景を楽しめる良い場所でした!!

そして明日は、やっと久しぶりに自転車で散歩ができそうです。思えば最後に自転車で散歩してから早一ヶ月。明日がとても楽しみです~

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