自転車で行ってきた。

過去訪れたあちこちのことなどを、備忘録的に書いていきます。

野宿してみてわかったこと。 ~テント・寝袋・マット編~

自転車旅行での野宿は、いかに荷物を限定するかがキモだと思います。

 

以前投稿した

(2009.3.28~29)食糧はすべて現地調達!? メタ○ギアばりのキャプチャー生活!! - 自転車で行ってきた。

以外にも、私はこれまでに何回か野宿にチャレンジしてきました。と、いっても経験は少なく、私自身まだまだ野宿について試行錯誤している途中です。けどこれを機会に、今までの経験で実感したことについてまとめてみたいと思います。まずは、一番重要な睡眠関係について記そうと思います~

 

①野宿にテントは必要か?

冒頭に記した通り、自転車旅行を行う時はあれもこれも持っていくことは難しいです。荷物が軽ければ軽いだけ移動も楽になるので、できれば必需品以外は持たず、コンパクトに野宿も行いたいところです。

 

と、いう風に考えていくと、実は野宿するのにテントは必需品!!ってこともないんじゃないかと思ってます(もっともこれは環境によって大きく左右されるので、テントがないと野宿できない、ってシチュエーションもあると思いますけど)。

上記リンクの野宿の際は最低気温が5度位だったと思いますが、それでも銀マットと冬用寝袋で何とかなりました。これより寒い環境だとわからないですが、荷物の都合によっては敢えてテントを持ち運ばないって選択もアリだと思います。

 

※と、ここまで書いておいて何ですが、これはたまたまテントなしが私のやり方に合っているってだけで、基本的にはテントはあって困ることはありません。

例えば夏に野宿した時は、そこらに虫がウジャウジャといて閉口しました。その時はもう気にせず寝てしまいましたが、虫が苦手な人は寝床への虫の侵入を防ぐためにも、テントを携行した方がよさげです。

あと当たり前ですけど、テントないと雨の時は多分死ねると思います。私は雨降ったらどこかに泊まろ、位の気持ちで野宿しているのでこのスタイルでも何とかなってますが、もっとストイックにひたすら野宿!ってスタイルで挑むなら、やっぱテントなしは考えられないのだと思います。

 

閑話休題。

なくても何とかはなるテントと比べると、寝袋と寝袋の下に敷くマットの重要度はより高いと思います。冬は勿論、日中30度近くまで上がるような時期でも夜は案外冷え込んだりするので、夏でも寝袋が必要な時は多いと思います。

けどこれも時と場合によりけり、かもです。私が夏に野宿した時は、平野部だったこともあり夜でも25度を越える状態でした。これくらい暑いと寝袋には入っていられず、寝袋の外で寝ていました。真夏など夜でも気温が高い時期ならば、寝袋も持たないことも選択肢に入れていいと思います~

 

②とにかく大切なのはマット!! けど大き過ぎるものは持ち運びが…

と、いうわけで寝袋すらなくても何とかなったりするわけですが、どのような環境であれ、マットはしっかりと寝る上で必要不可欠と思います。マットに求められる役割は

 

①地面に熱を奪われることを防ぐ(夏でも地べたに直接寝ると、結構体は冷えます)

②クッション性を確保すること(場所によってはゴツゴツしていて寝られないです)

 

ですが、この2点を押さえることで、睡眠の質は段違いに向上します。けど、この2点を確保するには分厚いマットを使用するのが一番なんでしょうが、自転車旅行で持ち運べる荷物の量はかなり限定されます…

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以前出掛けた時に持ち運んだ銀マットは結構な大きさで、上記の写真のようにバッグから大きくはみ出してしまいました。確かに大きめの銀マットは寝る時快適っちゃ快適ですが、それ以外の取り回しや、ほかの必要な荷物を積載する上で不便に感じることが多かったです。

 

なので現在私は、銀マットではなくイスカというメーカーのX-Lite mattress 120という小さめのインフレーターマット(空気を入れて膨らませるマット)を主に使用しています。

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(空気を抜いた状態です。小さめサイズで、頭から尻くらいまでの長さしかありません)

 

これは名前の通りで長さ120cm、そのまま寝ると足がはみ出てしまいます。けど何といっても最大の利点は、空気を抜いて折りたためばかなり小さくなることです。

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(折りたためばここまで小さくできます)

 

このコンパクトさは、持ち運ぶ荷物が限られる自転車での野宿旅では大きなアドバンテージになると思い、長らく愛用品としています~

 

③寝袋もできればコンパクトに…

マット同様、可能ならば寝袋もコンパクトに収納したいところです。

寝袋の形態は大きく2つに分けられ、それぞれ封筒型、マミー型と呼ばれています。

一般的に寝心地は封筒型の方が良いと言いますが、封筒型の寝袋は結構かさばるんです…

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(荷台の上部に載せているのが封筒型の寝袋です)

 

なので現在ではマミー型の寝袋を購入し、もっぱらそちらを使用しています。たしかに多少窮屈ではあるのですが、持ち運びの不便さを思えば十分妥協できる範囲だと感じましたね。

 

こんな具合で、私は多少の不便さがあってもコンパクトな寝袋とマットを使用し、基本的にテントは持ち運んだりせずに野宿しています。これが最適解かはわかりませんが、取敢えず私の性分には合っているなと感じています。

けど、まだまだ自分のスタイルが確立できたとは言い難いので、これからも実地体験を通じて快適な組み合わせを見つけていきたいですね。色々と試行錯誤していくことも、せっかくだし楽しんでいきたいです。

 

今回はテント・寝袋・マットに関してつらつらと書きましたが、また別の機会にほかの要素についてもまとめられたらと思います~

 

※野宿における、快適な眠り方について

samayoicyarinko.hatenablog.com 

※野宿以外の宿泊方法については、こちらもご参照ください。

samayoicyarinko.hatenablog.com

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